有限会社日吉設計
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村いしむら 忠ただ よし美石(44歳)芸げい」と言われ、世界中を席せっん巻けしていこれまで機械の設計図を何枚描かいたかわかりませんが、よく売れた機械というのは、描いていて自分がワクワクしたもの。「これは絶対売れるぞ!」って信じたものは、やっぱりそうなっています。もちろん、部品を加工し、組み立てる技能がなければ機械は造れませんし、販売やサービス体制も重要なポイントです。しかし、人間の身からだ体もDNAという設計図によって、生まれつき特徴が決まっているように、機械など工業製品は、設計段階で命運がほぼ決まると思っています。かつて、工作機械は「日本のお家いえました。それは、日本人の“職人芸”とも言うべき高度なものづくりの技能と創意工夫が、他の追ついい随ずを許さなかったからです。しかし、めざましい技術革新によって、体たいく得とに時間がかかる技能に頼らずとも、それ以上の精度をいとも簡単に達成できるようになりました。それは、スマートフォンのアプリや、車の先進技術などを例にとれば、容易に想像できます。私は子供の頃、ラジコンづくりに夢中でした。自分で工夫しながら作る楽しみがありました。動くものを見ると、どんな仕組みなのか、材料は何を使っているか気になりました。そんな好奇心が、私の想像力を育ててくれたのだと思います。好奇心の種は身近にたくさんあります。例えば、教室の机や窓のサッシ、自転車のフレームなど、そこに使われている金属はそれぞれ違い、いろんな加工がされています。なぜその材質なのか、なぜそのデザインなのか、どうやって造るのか想像してみることが、未来をワクワクさせる第一歩。スマホから目を離せば、未来につながる入口はいっぱいあります。さて、自分の未来の設計図にどこから線を引きますか?二次元、三次元CADによる工作機械、産業機械、自動車部品の設計。オフィスビルなどリフォーム事業。有限会社 日吉設計〒939-1351 砺波市千代63-2 Tel. 0763-33-1273URL http://www.hiyoshi-sk.jp/ ■代 表 者 代表取締役社長 石村 忠美 ■設 立 昭和52年 ■従業員数 15名 ① リアル”にモノを見る② 見たものを絵に描いてみる③ 描いたものを作ってみる20有限会社 日吉設計代表取締役社長出身校:砺波市立出町中学校 富山県立南砺福光高等学校ワクワクできる未来の99%は自分で描くことができる機械設計
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