株式会社小松高田製作所
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人気の秘密つくるのはみんなの喜び仲間に支えられている安心感がみんなを支える使命感になるCキAD(設計ソフト)を使って描き起ドャ*らずたう「ちょうどいいところに来た!」広い工場を足あや早に行き来していると、よく声をかけられます。「工こぐ具の調子がおかしい」「ここに作業台がほしい」といった相談やリクエストに応こえるのも私の大事な仕事。他の用事で急いでいる時でも、立ち止まって笑顔で耳を傾けます。工場に立ち並ぶ、様々な工作機械。その中に、クレーンで吊つりあげられた金属材料が休みなくセットされていき、切せく削加工が完了して機械の扉が開くと、高精度な建機部品に生まれ変わった姿を現あわします。油や切り屑くにまみれた状態なので、それをきれいに洗浄するのですが、間もなく最さ新鋭の部品洗浄機が導入される予定で、私は今その準備で大忙し。洗浄機に部品を取り付けるために必要な治じぐ具の図面をこしている最中で毎日パソコンの前と現場を行ったり来たりしています。しばっさいしんえい高校で学んだのは、機械ではなく建築土木。住宅のショールームを見るのが好きだった私は、人の動線を考えた部屋の間取りなどに興味を持ちました。現在の仕事とは関係なさそうですが、作業効率や安全を考慮した工場のレイアウトをデザインしたり、工具や資材を整理管理する方法を思しあん案するのは楽しいですね。大きな工作物を移動させるクレーンの吊り具は種類も多く、定期点検の際はいつも混乱して大変でしたが、自分が分かりやすいよう管理方法を工夫したところ、点検業者さんから「段取りがいいね」とすごく褒ほめられました。生産技術課の役割は、みんなが安心して快適に仕事ができるようサポートすること。自分なりのやり方で進められるのは、失敗しても喜んでフォローしてくれる仲間が近くにいるから。私自身もみんなにサポートされているから安心できるんです。頼まれたら“No!”と言わない何か頼まれたら、たとえ初めての仕事でも「できません」と言わないようにしています。出来るところまで自分でやってみて、出来ないところは先輩に聞いて手伝ってもらう。新しい仕事は自分を試し、成長できるチャンスですから、それを逃す手はありません。職したら、初めて経験する仕事がほとんしゅうしょく就どです。心配しなくても周りの先輩が見ていて、手を差し伸べてくれますよ。(30歳)*治具 …機械の所定の位置に材料を固定する器具建設機械部品、一般産業機械部品、農業機械部品などの製造。部品図作成から板金、機械加工、表面処理、組立までの一貫生産を行なっています。出身校:小松市立芦城中学校、石川県立小松工業高等学校株式会社小松高田製作所〒923-8540 小松市工業団地1丁目66番地Tel. 0761-24-2580URL https://www.komataka.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 藤井 公祥■設  立  昭和27年  ■従業員数 141名株式会社小松高田製作所生産技術課 2級機械保全技能士建機部品生産技術M. Nさん

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