株式会社小矢部精機

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■ Ｎ・Ｙさんそびえたつスーパーマシン12oV2202ETON.l ARUKASおり、図面を見て気づいた仕様の違いを取説の内容に反映させます。もう10年近く、取説を作成してきましたが、改良の余よち地はまだたくさんあります。取説は使う人の立場になって作ることが重要。会社には高度な知識を持ったエンジニアたちがいて頼りにしていますが、わかりやすい言葉や説明の仕方、どんな要素を盛り込めばもっと役に立てるものになるか考えた時、自分自身が機械の技術や電気制せいょ御ぎについても知識を高めていかなければならないと痛感しています。でもこの仕事が好きだから、きっと楽しくやっていけるはずです。この会社に見学に訪れた時、初めて見た機械の大きさに圧あっう倒とされました。目の前にそびえたつ巨大なマシンが一体何なのか、全く想像がつきませんでしたが、なぜかワクワクしました。小学校の頃、兄と一緒によく見ていたのが、「マジンガーＺ」のビデオ。大学でロボット工学を専せんう攻こしたのはそれがきっかけかわかりませんが、４足歩行ロボットを動かすためのプログラムを考えて、パソコン上でシミュレーションしてみたり、４年間で学んだことは好奇心がそそられることばかりでした。マジンガーＺは超合金で造られていて、体重が20トン。もし本当に造るとしたら、小矢部精機の機械システムがきっと役立ちます。というのも、私たちが造っているのは、自動車を大量生産するのに絶対不可欠な機械。自動車のボディーはパーツごとに型に合わせ、鋼こうん板はをプレスして造ります。何万台も量産する生産ラインでは、一連の加工を連続して行うために、鋼板を１枚１枚プレス機に投入し、加工が終わった後、きれいに積み重ねたり、次の工こい程に材料を搬はんう送そしたり、人の手では不可能な作業をすべて機械が行います。その他にも洗浄したり、レーザーで切断したり溶ようつ接せしたりする秘密兵器もあり、ここはまさにロボット研究所なのです。大学時代の研究は、ＣＧを使った仮想ロボットによるものでしたが、ここでは設計した一つ一つの部品が実際に加工され、組み立てられて、コンピュータとつながってリアルに動きます。もし、設計が間違っていたら、加工や組立ができないこともあり、わずかな誤差でもそれが合わさると大きなズレとなって精度が狂ってきます。立体パズルのようにあらゆる条件をクリアし、部品一つに命を吹き込みます。マジンガーＺは海外でも人気のロボットアニメですが、私たちが造るマシンも世界中で活躍しています。機械設計はものづくりの出発点。もっと経験を積み、新たな秘密兵器を備えた無敵のマシンを世に出していきたいです。うて取説は製品の大切な一部。あらゆる国で使用されるため、日本語だけでなく英語や中国語などに翻訳したものも作成します。子供の頃、ペーパークラフトや折り紙が好きだったので、立体的にものをイメージする感覚が養われたと思います。国内外自動車メーカー向け大型自動化設備の設計・製作・輸出・据付、レーザー加工設備、搬送システムなどの開発・製造。株式会社小矢部精機〒932-0137　小矢部市渋江2020Tel. 0766-69-8131　URL http://www.oyabe-seiki.co.jp　■代 表 者　代表取締役社長　藤田 淳二■設　　 立　昭和44年　　■従業員数　115名