きざいてきしょ″適て材適所〟で活躍してます新しい環境を楽しむ秘書検定身を置く場所は違っても必要とされる自分になりたい身近なものでいうと、私たちが扱っている材料は、台所にあるスポンジや筆箱に入っている消しゴムのような柔らかい素材。それをあらゆる形に加工して製品を作っています。「スポンジ」や「ゴム」といっても材質は様々。硬さも軟なつ質、半は硬質、硬こつ質と色々あって、化学的な分子構造も全く異なります。産業機械、自動車、建築、家具、生活用品…と、使用されるものをあげればキリがありませんが、接触や振動を和やらげたり、容器を密封したり、大切なものを守ったり、“適材適所”姿を変えて、その役割をしっかり果たしています。私はというと、お客様から電話やファックスでいただくご注文を確認し、仕しわ分けしてそれぞれの現場に加工指示を出すのが役割ですが、この部署に来てまだ1年。分厚いサンプル帳をひっくり返しながら、汗をカキカキお客様の対応をしています。んこうしつんしあつかうし私は大学でロシア語を勉強し、モスクワに短期留学した経験があります。一人で美術館を巡めぐったり、東欧やアジアなどいろんな人種の人たちとの交流は楽しく、私が想像していたロシア人のイメージも変わりました。そんな度どきう胸ょのあった私ですが、慣れない仕事で顔の見えないお客様と電話で話すのは勝手が違い、ちょっと苦手でした。でも、言葉を覚えるのと同じで、商品知識が増えるにつれてお客様とのコミュニケーションが楽しくなっていきました。電話での注文は、聞き間違いのないよう品名を書いてファックスで返信。急ぎの仕事も現場の人たちの協力で納期に間に合わせるなど、一つ一つ信頼を積み重ねていくうち、電話に出た声で私の名前を言って下さるようになりました。新しい環境に身を置いたら、楽しむ気持ちで取り組む。するとそこが自分の“適所”になるんです。各種パッキン・クッション材、断熱材、防音・吸音材、制振材、シート材など発泡品素材の加工、製造を行っています。株式会社北陸カラーフォーム〒923-1202 能美市莇生町カ4番地1Tel. 0761-51-5143URL https://www.peicolor.co.jp ■代 表 者 代表取締役 中山 恭一■設 立 昭和54年 ■従業員数 56名(30歳)以前、接客の仕事をしていた時、人と接する上で必要な基本マナーが学べると思い、独学でこの資格に挑戦しました。ビジネスだけでなく、冠婚葬祭に関するマナーなど、知っておくべき常識がたくさんあり、将来、どんな職場でも役に立つ内容でした。接客の仕事に限らず、ものづくりでも人とのつながりは欠かせません。勉強しておいて本当によかったと思っています。わ化成品加工事務株式会社北陸カラーフォームN.Aさん
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