好きなことはやり尽つくしたあとは目の前の道を進むだけ自分中心の生き方よりも大切なものを守るために生きたい自じき責の念に駆られました。がせげ高校の同級生がみんな地元で就く職する中、僕は一人、東京でダンスのレッスンに励はんでいました。安室ちゃんのバックダンサーになることを夢見て何回もオーディションを受けましたが、結果は実らず気持ちはあせるばかり。「いったい俺は就職もせず、こんな所で何やってんだろう?」とバレエの先生をしている母の影響もあって、小さい頃からダンスを習い、高校時代もテニスをやりながら、ヒップホップの教室に通っていた僕は、将来に夢を描えいて親元を離れたはずでしたが、それが本当に自分のやりたいことなのかもわからなくなっていました。ただ気がついたのは、今までやりたいことを好き勝手してきて、自分中心に生きてきたということ。これからは誰かのために自分の人生を歩いていきたいと思いました。しゅうしょこの会社で造っているのは、大切なものを衝撃から守る様々な緩かんし衝ょう材ざい。例えば、アクセサリーや腕時計など貴重でデリケートな製品を保存したり持ち運ぶための容器や台座を優しい素材を使って造っています。加工する材料は、ウレタンやスポンジなど軽くて弾力性のある素材。クッキーを型で抜くように、金型に材料を押し当ててカットするのですが、位置がずれて端っこが欠けてしまったり、プレス機の圧力の加減がわからず切れなかったり、最初は失敗も多かったですが、仕事の流れをつかむと、リズムにのるかのように楽しくなってきました。仕事の段取りを工夫することで作業時間が短縮できることもわかり、目標を達成する喜びも感じています。ようやく見えて来た自分の道。きっとその先には、守るべき将来の家族も待っているはずです。一生の宝物を授けてくれた先生小・中時代、テニスのクラブチームで指導して下さった南川先生は、テニスが上手くなることより、礼儀やマナーを重視する先生。人の話を聞く時は、手は後ろに相手の目を先してやる見ること。掃除、後片付けを率しみつくまで徹底して教え込ことなど、体に沁まれました。テニスは県でベスト8どまりでしたが、将来、どこに行っても通用する大切な習慣を身につけさせてくれました。そっせん各種パッキン・クッション材、断熱材、防音・吸音材、制振材、シート材など発泡品素材の加工、製造を行っています。株式会社北陸カラーフォーム〒923-1202 能美市莇生町カ4番地1Tel. 0761-51-5143URL http://www.peicolor.co.jp ■代 表 者 代表取締役 中山 恭一■設 立 昭和54年 ■従業員数 53名(25歳)出身校:加賀市立山中中学校、石川県立小松工業高等学校化成品パーツ加 工株式会社北陸カラーフォーム プレス加工グループS.Yさん
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