■WJ設計二課 大割 敬文さん すとんがりゅ水の刀に磨きをかける一ひじ筋の意志が噴ふう流となってなりたい自分を描えきはじめる割おおわり 敬たかふみ文東ばんどう 春はるな菜大坂驚おどろきました。それは中学生の時、自凄すさまじいパワーを持ったウォーター県外の大学に進学していた私は実家に帰省した時、ふと見つけた本に由研究をするために買ったり流ゅう体たい力りき学がくの本。私は機械工学を専せんう攻こし、飛行機の翼に関する研究をしていたのですが、実は大学でも同じ本を読んでいたんです。そして、現在取り組んでいる開発にも流体力学が大きく関係しており、中学時代に芽生えた興味がずっと続いて、今の仕事に繋つながっています。水道につけられたホースの口を絞ると水の勢いが増すように、ポンプでその数十倍から数千倍の圧力をかけ、細いノズルから水を噴射すると、ジェットが発生します。それを利用して様々な機械や装置を開発する↘途とはどんどん広がっています。のがスギノマシンの技術。私たちの製品はあらゆる産業で用もちいられ、用よう鋼こうつ鉄てをはじめ、炭たん素そ繊せん維い、石材、木材、どんな材料でも決められた形状に切断するウォータージェット切断機は、セットした加工物に対し、ノズルが左右、前後、垂直、斜め、さらにぐるりと全周をまわって自在に動き、正確かつ緻ちみつ密に超高圧水を噴射します。私は小さい頃から空手をやっていて、蹴けりが得意でした。蹴りの角度や当て方で相手に与える衝撃は全く変わります。同じようにウォータージェットもノズルの微妙な角度の違いでエネルギーの伝わり方が変わり、切れ方に影響します。それを解消するため、最適なノズル(29歳)出身校:富山市立奥田中学校、富山県立富山東高等学校出身校:滑川市立滑川中学校、富山県立魚津工業高等学校プラント機器事業本部 生産統括部 第一技術部 WJ設計二課プラント機器事業本部 生産統括部 製造部 加工課坂東さん(左)、大割さん(右)(24歳)ウォータージェットエンジニア株式会社スギノマシン
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