株式会社トランテックス
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せきしょういだいモノづくりは積小為大向上の種は現場にある一日一日が勉強膨大なパーツの一つひとつをあついハートで造っていますThat's天 職せつほどここの工場から出荷されていくトラックは年間約8千台。普通のバンタイプからボデーの左右がはね上がるウイングタイプ、冷凍・保冷車など、全長10mを超える大型から宅配用の小型まで、お客様ごとにカスタムメイドされた数十台の真新しいトラックが、毎日全国に出荷されていきます。大きくて頑丈なトラックも、元をたどれば大小様々な部品によって構成されています。トラックづくりに必要な部品を作るのが部品課の仕事。鉄、アルミニウム、ステンレスなどの材料を設計通りにくり抜き、曲げ加工や溶接を施して、社内にある組立部門へ納めます。荷台やその扉、タイヤまわりの泥除けやバンパー、それらを固定する金具などトラックの仕様によって部品は多種多様。これまでに何万台と携わってきた私ですが、初めて見る部品に出会うたび、好奇心をかき立てられます。がんじょうこうせいようどろよ部品課にはレーザー加工機やブレーキプレス、溶接機など、いろんな機械を操る仲間が働いています。工場内を歩けば、実に多くの要望が聞こえてきて私の足を止めます。経験豊富な年長者からは、後の工程をも配慮したキメ細かいモノづくりの姿勢を教えていただき、若い技能者からは、それまで気づくことのなかった問題に気付かせてもらえます。課題があるということは、それを解決すればもっと良くなるということ。立ち止まってじっくり考えると、やりたいことがどんどん湧き出してきます。  さくごしこうわ    取材協力興味を持ったものは、自分で試行錯誤しながら作ってみたくなる私にとって、考えたことがカタチとなる仕事は楽しいですね。部品が一つ欠けてもトラックは完成しません。同じように仲間一人ひとりが要の存在。それを余すことなくつないでいきたいと思います。かなめ 「できない」と「やらない」は同じこと。できないと思ってやらなければ、次のステップはありません。早い遅いはあっても、毎日仕事をやっていれば必ず上達します。初めて挑戦するときに失敗はつきもの。壁にぶつかってイヤになったときこそ成長の時です。考えることによって自分の引き出しが増えると思えば、一日一日が勉強です。各種トラックホデー(車体)の開発・設計・製造・販売を一貫して行ない、現代の物流システムをサポートしています。株式会社トランテックス〒924-8580 白山市徳丸町670番地Tel. 076-274-2806 URL http://www.trantechs.co.jp■代表者■設  立 ■従業員数 代表取締役社長 海川 昇昭和5年1016名(41歳)さん出身校:白山市立北辰中学校、石川県立鶴来高等学校トラックボデー製 造株式会社トランテックス製造部 部品課1係 工長S. K

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