LIっせ率そん先して人前に出て話し、時にはカラ私が入社した30年前は、バスも造っていて、横浜にあった工場には全国から人が集まり、大型観光バスを組み立てていました。まだ10代でしたが、同じ年代の仲間がたくさんいて楽しかった思い出があります。手を使ってものづくりがしたかったので、トラックやバスのように大型のものが完成した時の達成感は大きく、様々な工こい程を経験するごとに知識が増え、スキルが身についていきました。キャリアを積むと、“ものをつくる”だけではなく、“つくる人”も育てていかなければなりません。リーダーとして人前に立つ機会が増えると、会社に向かう足取りは重くなりました。しかし、トラックは一人だけでは決して造れません。チームを育てられなければ、ものづくりは完成しないと気づいた私は、苦手意識を克こく服するため、オケで歌の練習もしました。うてくふNE (ライン)に「また会おう!」とトランテックスのオレンジのステッカーを貼ったトラックは、日本全国を走っていますが、数年前からタイや台湾でも走り始めています。現地に行って最初の一台を完成させた時の感動は、言葉では言い尽つくせません。日本のように充実した設備がなく、コミュニケーションも身みぶ振り手てぶ振りでしたが、一つのものをみんなで造り上げる一体感が、お互いの意志をつないでくれました。共に汗を流し、楽しさも苦労も共有し、ものづくりの原点に戻ったような気がして新鮮でした。長く続いたコロナ禍で、仲間との距離感を感じる人も多いと思いますが、新しい時代はすでに動き始めています。羽根を大きく広げるように左右に開くハイウイングトラックが、海の向こうに夢を運んでいくのを想像しながら、タイや台湾の仲間から来たメッセージを返します。自信をつくり上げた30年海の向こうに夢を運びたい壁にぶつかった時が成長のはじまり壁を乗り越えてきた自信は世代を越え、海を越えて大きくなる各種トラックボデー(車体)の開発・設計・製造・販売を一貫して行い、現代の物流システムをサポートしています。株式会社トランテックス〒924-8580 白山市徳丸町670番地Tel. 076-274-2805URL https://www.trantechs.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 森 茂■設 立 昭和5年■従業員数 1,014名 出身校:白山市立松任中学校、石川県立金沢松陵工業高等学校(現金沢北陵高校)(48歳)長い人生、壁にぶつかることは何度もあります。しかし、そこがスタートライン。どけって前に進めるかを考え、行うしたら壁を蹴動することで、成長が始まります。学生の時と違い、社会に出ると色んな壁を乗り越えてきた先輩がたくさんいて、きっと誰かが方法やヒントを教えてくれます。だから初めて経験することも恐れずに挑戦してください。株式会社 トランテックス製造部 ウイング組立課 工長トラックボデー製造Y. Dさん
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