さくらノート石川県版Vol.30
14/28

自由を求めて現場の知恵を活いかすつけてくれた先生困難を乗り越える精神力を生先高校時代、野球部の監督だった桐かす厳しい監督でし生は鬼のような練習を課た。最後の夏の大会で敗れた時、「これ以上いと感じることは、この先ないだろう」と、つら辛えてく厳しい練習に耐れました。社会人になった今、人生どんなことでも乗り越えられる自信があるのは、桐生先生のおかげだと感謝しています。エンジニアの知恵を盛り込んで未来の展開図を描きたい宮みやた田 盛もりみち通さん野球が好きで、小学校4年生から高校まで毎日ボールを追いかけていたので、大学では部活動のない自由な生活をしたいと一人暮らしを始めました。ところが、工業大学は毎日たくさんの課題があり、なかなかのんびりとはいきませんでしたね笑。野球に変わって僕が熱中するようになったのが、パソコンを使って設計をするCキAD。面おろ白くて、つい時間を忘れてしまうほどでした。「これを仕事にできたらどんなに楽しいだろう」と思い、就く職活動をしていた時に出会ったのがこの会社でした。しかし本当の設計は、ただ線を引いて図面を描かけばいいというものではありません。例えば1枚の金属の板から箱を造る場合、どんな形に切り抜くか、どこで曲げてどの部分を溶接すればいいか、実際に加工する手順までイメージできなければ使える図面は描けないのです。もししゅうしょ()ドャ接せつは1年経たってもベテランの技にはと日にっ進しん月げっ歩ぽでものづくりが進化してい先せん入にゅ観うかにん縛しばられない柔じゅう軟なんな発想。難度実際に自分でモノを作ってみなければ設計はできないと加工現場に入ったものの、ほとんどが初めての経験。溶よううていおよびません。でも練習を重ねるごとに上達していく楽しさがありました。材料を曲げる時も、素材の性質や厚み、曲げる向きによっても条件が違うこと、加工する順番も同じではないことなど、現場で学んだことはたくさんありました。設計を担当することになって3年目。作成する図面は月1000枚以上におよびます。CADを思う存分使えて幸せですが、課題もたくさんあります。く中、設計に求められるのは、過去のの高い仕事に頭を悩ますこともありますが、信頼できる現場のエンジニアたちや経験豊富な先輩に支えられ、思い切り挑戦していけます。たえてきた自分たちを称12切断加工、曲げ加工、溶接、プレス加工など、あらゆる板金加工、また金型の設計製作をすべて自社で行い、高精度な様々な金属板金部品を製造しています。株式会社メタルエンジニア〒924-0066 白山市上小川町800-11Tel. 076-214-7211 URL http://www.metal-engineer.co.jp/ ■代 表 者 代表取締役 惣万 昇 ■設  立 昭和60年  ■従業員数 52名  (27歳)出身校:加賀市立東和中学校、小松市立高等学校きりゅうたた金属加工設 計株式会社メタルエンジニア営業課

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る