さくらノート石川県版Vol.30
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()いきま(笑)れば6人への優しさがものづくりの入口    生な意気な新入社員その思いがヒット商品の扉を開く(30歳)野うえの 桂けいすけ輔上ているかというもの。今あるカタチに縛しられず、好きなことをやらせてもらえるなら、きっと自分を活いかせると感じました。そんな思い込みで入社した僕は、否。こんな常識はずれな新入社員は、後にも先にも自分一人だったかもしれませんがたいことを強く主張した結果、現在の「企画開発部」に入ることができたのです。算そろん盤ばと数学が得意だった僕は、高小学生の頃、先生から「上野は大人びてるな」って、よく言われました。友達から付けられたあだ名は「お父さん!」笑いた覚えはありませんが、何かと困りごとを相談されたり、意見を求められることが多かったように思います。“IT”という言葉がよく使われるようになったのがその頃。ちゃんとした意味は知りませんでしたが、ミレニアム(西暦2000年)を迎えたこれからの時代を象徴する、新しい言葉の響きに未来を感じました。専の電気工学科に進学。専攻科では、画像解かいき析せによる検査技術について企業と共同開発も行いました。7年間、エンジニアリング(工学)を。特に背伸びをして勉強していましたが、楽しいと感じたのは、一つの分野で技術を深掘りすることより、「こんなことができたら便利だろうな?」って、ものづくりの入口で自由に考えを巡めぐらせている時でした。実はどんな会社かも知らず、話を聞いた会社説明会。その内容は、“今”何をやっているという説明ではなく、“将来”どんな会社をめざし辞じい令に書かれてあった配属先を拒、自分のやり電子機器企画開発「人の役に立ちたい」株式会社アイ・オー・データ機器事業戦略本部 企画開発部 企画開発1課主事補 リーダー出身校:金沢市立高岡中学校    国立石川工業高等専門学校

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