さくらノート石川県版Vol.30

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03oV8102ETON.l 7ARUKAS答えは机の上では見つからない考え方を逆にすると幸せな気持ちになれる未来をもっと喜ばせたい「お父さんが８ミリビデオで録とった家族の懐なつかしい映像をＤＶＤに残したい！」「お気に入りの番組を録画したのに、忙いそがしくて見る暇ひまがない！」という人たちが、世の中にはたくさんいるはず。“あったら便利だな”というものや、“解決できたら嬉うれしい”困りごとを想像し、商品としてカタチにするのが「企画」です。　なんだかドラえもんの未来の道具を考えるみたいで楽しそうですが、世の中にないものを生み出すというのはそう簡単ではありません。自おこ分がいいと思っても、どうやってつくるのか？法的な問題がないのか？果たして売れるのか？など多くの課題をクリアしないと商品化はできません。いつも僕がデスクにいないと言われるのは、いろんな部署の人たちと相談をしに、あちこち動き回っているから。設計や生産の技術者、パッケージやカタログ、ウエブサイトを制作するクリエーター、営業や販売の担当者など、様々な分野のプロたちから意見を聞き、時には自社商品の愛用者を探してアイディアのヒントを求めます。新商品が発売になってしばらくたつと気になるのが、ネットに書かれるお客様の商品レビュー（評価）。「見たかった録画番組が、通勤の電車の中や外出先で見られるようになってすごく嬉しい」「ダウンロードもできるので、トンネルの多い新幹線の中でも安心して見れました」と自分のねらい通りの感想が書かれていると思わず笑えみがこみ上げてきます。しかし、それもつかの間の喜び。安心して立ち止まっていたら、世の中の動きに遅れをとってしまいます。「今度は、どんな商品で未来の人々を喜ばせようか！」そうやって思いを巡らせ頭を逆に絞ると、新しいアイディアの滴しずくが、またしみ出してきます。メモリー、ネットワーク、ストレージ、マルチメディア、液晶ディスプレイなど、パソコンやデジタル機器をより便利にする周辺機器の開発・製造・販売。株式会社アイ・オー・データ機器〒920-8512　金沢市桜田町3-10Tel. 076-260-3377　URL http://www.iodata.jp/　■代 表 者　代表取締役社長　濱田 尚則　■設　　立　昭和51年　　■従業員数　490名　　選ばれる商品は、お客様が重視していることと商品のコンセプトが一致していることが重要です。好きな言葉は「一期一会」。人との出会いで気づいたり、学んだりしたことはたくさんあります。「逆転裁判」というゲーム作品がありますが、それから学んだのは、行き詰ったら発想を逆にしてみること。実際、新商品の開発においても、必要のない機能を逆に残すというアイディアで、より便利な使い方ができたり、思いもよらない目的に使われ、ヒット商品になったことがあります。られた時も、しょげるのではな失敗して怒く、「期待されているんだ」と思うことで前向きになれます。心配性の僕は、将来のことをネガティブに考えてしまいますが、起きてしまったことはポジティブにとらえるようにしています。「結婚する相手は料理が上手かな？」って気にしたこともありましたが、「僕のために作ってくれる女性がいれば、それだけで十分幸せ」。そ味しいって思えるんです。う考えると全部美おい