石川県版　Vol.32

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れ9変わらない安心変えていく楽しみ数学遊び心が探究心に変わる時カタチあるものは美しく進化する牧まきだ田　浩ひろゆき之さんスタイリングの良さに一目ぼれして買ったスポーツカーでサーキットを走る時が最高の気分。同じ車に乗っている多くの人がきっと満足しているに違いありません。車はたくさんの部品の集合体。数多く製造されている人気車ともなれば、必要とされる部品の点数は相当な数になります。同じ部品を寸す分違わず大量に造り出すことができるのは、“金かた型”を使って加工されているから。車に限らず、あらゆる工業製品の製造に金型は欠かすことができません。金属の加工方法はいろいろありますが、僕が取り組んできたのは、鉄やステンレスの板を金型で抜いて形にしたり、同じ角度に曲げる“プレス加工”。上から何十トンもの圧力をかけ、一瞬で部品の形状にします。この前、トラックの荷台に自分が造ったのと同じ部品が付いているのを見つけ、なんだか嬉うしくなりました。んぶんたがなが駆くし使して理想の金型が造れます。初掛がけていきたいと思います（笑）。気に入ってる車でも、どうしたらもっとカッコよくなるか、ひと工夫するのも自分の楽しみ方。同じように、今使っている金型よりも、もっと使いやすく、誰でも失敗せずに加工できる金型を造れないか常に考えています。そこで必要となるのは、あらゆる金属加工の知識。幸いこの会社には、最新の板金加工機械や工作機械が揃そろっているので、それらをめて自分が造った金型をプレス機械にセットし、みごと一発で形が抜けた時は快感でしたね。これからの時代、求められたものを造るだけでなく、世の中が必要とするものを創つくり出すためには、じ柔ゅうん軟なな発想や遊び心も大切。趣味も仕事に通じます。最近、やっと車のローンが終わったので、まずは愛車をさらにグレードアップすることから手て密な計算が求められプレス加工には、緻さ、金型のます。加工する素材の厚さや硬表面積や重心など、形状が複雑なものほど細かい計算が必要です。学校で習った数学は、「将来何の役に立つんだろう？」と、真剣くやまれます。機械に勉強しなかったことが悔さけて通れない実学。後加工では、数学は避で泣かないためにもしっかり基本を勉強しておいてください。切断加工、曲げ加工、溶接、プレス加工など、あらゆる板金加工、また金型の設計製作をすべて自社で行い、高精度な様々な金属板金部品を製造しています。株式会社メタルエンジニア〒924-0066　白山市上小川町800-11Tel. 076-214-7211URL http://www.metal-engineer.co.jp　■代 表 者　代表取締役　惣万 昇■設　　立　 昭和60年　■従業員数　58名　（27歳）出身校：小松市立南部中学校、石川県立小松工業高等学校ちみつかた金属部品加工株式会社メタルエンジニアプレス課