石川県版 Vol.34
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きん6前さを見つめる日々楽しいことは苦難の先にある最強チームをつくることが面白い最新テクノロジーよりも(42歳)村のむら 洋ひろき記野あげられる仕事がしたいと思い、この会社に入りました。しかし、その当時は故障の問い合わせが多く、受話器を手に何度も頭を下げ、お詫わびをメールで返信する毎日。それでも、一つ一つの案件を真しし摯に受け止め、フィードバックしていくことが品質を良くし、多くのお客様を助け、会社の成長につながっていくと確信し、日々、前向きに仕事に取り組みました。そして、本来自分がやりたいと思っ普ふきう及ゅし始め、「IT」という言葉も「将来、自分は何になりたいのか?」。特にやりたいこともなく、勉強する目的すらわからなくなっていた十代の頃。実家を出て、いろいろ働いてみたけど、結局何も変わらず、スキー場での住込みの仕事を最後に将来のことを決めようと、考えを巡めぐらせていました。よく耳にするようになっていた時代。私は、働いて貯めたお金をコンピュータを勉強するための学費にあてることに決め、雪解けとともに山から下りました。私がこの分野に携たずさわることになったのはそこから。特にパソコンが好きだったというわけではなく、ITの仕事はずっと未来を向いていられる仕事だと確信したからなんです。その頃は、パソコンがどんどんパソコンで何でもできるのは、便利な「ソフトウエア」のおかげ。それを作るのも面白いですが、私は多くのお客様が、難しい知識やスキルがなくても、快適にIT機器やデジタル機器を使えるようサポートして出身校:能美市立寺井中学校 石川県立小松明峰高等学校電子機器情報システム株式会社アイ・オー・データ機器管理本部 情報システム部 情報システム課課長代理

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