石川県版 Vol.34
9/30

43oV0202ETON.lARUKAS人がテクノロジーを活いかす大切なのは、自分が“どうありたいか”私は、自分がなりたいものがわからず、見つけようとしたけど見つからなかった。でも今、仕事に生きがいを感じることができるのは、自分が「何に なりたいか?”」ではなく、「どう ありたいか?”」と考えてきたから。常に楽しくしていたいと思ったら、周囲にいる人たちも楽しい気持ちにならないとダメ。自分がどう振る舞うかで、人との関係や環境は良くも悪くもなります。どこの国でも、会社や部署が違っても、それはきっと同じ。豊かで幸せな生き方をしたいと思ったら、専門性を追求することより、どこに行っても受け入れられる人間になることが大切。誰もが楽しい毎日を過ごすため、常に未来志向で献していきたい。豊かな社会を作ることに貢それが、私の行動の原点です。ていた、商品を末永く愛用していただくためのサポートが増えるにつれ、仕事が断然楽しくなり、発展的な改善につながるヒントもたくさん得られました。3年前に立ち上がったのが、古くなった会社の基きかん幹システムを全てリニューアルするプロジェクト。各部署からし招ょう集しゅしうた代表メンバーによって編へんい成せされた新しいチームの目的は、多くのお客様から求められる価値ある商品やサービスを生み出し、社会をより良くするために、みんな”” 7()っが楽しく、ムリなく働き、会社も成長していくシステムづくりです。第1段階では、管理部門、開発、生産、営業、販売、物流、サポートセンターなど、各部署のシステムを更新。別々のデータを連れんい携けさせることで、正確な情報を必要な時に取り出せるようになり、蓄ちくき積せされたビッグデータをわかりやすく可か視し化かしたり、数値から法則を導き出すことも可能になりました。次の段階は、事務作業を代行させるロボット技術やAR技術など、様々な先進技術の実用性を検けんし証ょうし、各業務に導入する方法をこうけん拡張現実検けんう討とすることですが、それらはあくまでもツール。私が考える最も重要なことは、働く人どうしのつながりです。各おのの々おが持つ能力を十分発はき揮できるかどうかは、取り組む課題や一緒に働くメンバーの連携によって大きく変わります。チームの強さが結果にも表れるのです。本音を言うと、私はコンピュータが好きではないかも。そして堅苦しい上下関係も苦手です(笑)。お互い心を開けるチームは、テクノロジーの効果を何十倍、いや何千倍にも変えることができる。みんなが同じ目標に向かって楽しく笑顔で仕事ができていると、間違いなく会社は良くなっていると確信しますね。メモリー、ネットワーク、ストレージ、マルチメディア、液晶ディスプレイなど、パソコンやデジタル機器をより便利にする周辺機器の開発・製造・販売。株式会社アイ・オー・データ機器〒920-8512 金沢市桜田町3-10Tel. 076-260-3377 URL https://www.iodata.jp ■代 表 者 代表取締役社長 濱田 尚則 ■設   立 昭和51年  ■従業員数 477名  「自分たちが追い求める楽しさをお客様と共有できたら…」そんな信念の会社から生まれた商品は世の中をもっともっと便利にしていくと思っています。先進のデジタル技術を検証し、社内システムとして導入できるか、ユーザーに対するサービスとして実用化できるか検討を行います。

元のページ  ../index.html#9

このブックを見る