石川県版 Vol.35
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いこ軟やらかい材料を精せう巧に夢が大きく育つ工場みんなの夢を守り、可能性を信じてチームの力を無限に伸ばしたい中なかむら村 大だいき樹さん用もいられ、振動を防いで快適な乗り心ごち地をつくります。モノや人、守る相たこちうわわ社名にある‘フォーム(FOAM)’は中に空気を含んだ発は泡素材という意味。スポンジやウレタン、ゴムといえばピンとくると思います。それを色々なカタチに加工するのが私たちの仕事です。ケーキやカステラをナイフで切ろうとすると、つぶれて変形してしまい、きれいにカットするのは意外と難しいですが、そんな軟やらかい材料を正確に断たち切るのがプロの技術。複雑な形状をしたものは、木の板に刃を取り付けた「トムソン型」を使って打ち抜きます。私たちが造る製品は様々な用よと途に使われ、精密機械や贈ぞ答品を衝し撃から守ったり、建設機械やバスの内なう装に手によって材質は異なり、素材の構造や硬かさによって加工条件も違いますが、触った感覚で材料の特性を見極め、最も効率的な作業方法をイメージします。っぽうそざいうとうひんょうげきいそ辰口工場は、元本社だった場所。ここから会社がスタートし、大きく成長していきました。高台に移った広い本社工場と違い、こじんまりとしていますが、作業する仲間の様子が見渡せ、機械が発する音で些ささい細なトラブルもすぐに気づくことができます。機械は長く使用していると調子が変化したり、型の刃も切れ味が鈍にぶってきます。人も同じように、年を重ねるごとに運動機能は衰おとろえますが、経験によってそれを上うわわ回まることができるのが人間。何か困った様子の仲間を見つけると、まず話をよく聞き、知恵を出していろんな方法を試し、解決に導きます。これまで不可能の壁を何度も打ち破ってきました。一人一人の能力を引き出し、強いチームにしていくことが私の使命。信頼する仲間たちの夢を守り、大きくしていくために、自分自身をもっと鍛えていきたいと思います。すじ言実行の真のリーダー有ゆうげんじっこう。社会中学から大学までサッカーひと筋人でもフットサルを続けてきた私が出会ったのが、石川県で最初にフットサルチームをつくったその人。フットサルを愛する人のために場所を用意してくれ、さらに連盟を立ち上げるなど行動力がすごくて、動けば必ず周りもついてくるカリスマ的なリーダーでした。私も一緒に歩かせてもらい、人の上に立つ者のあり方を学びました。各種パッキン・クッション材、断熱材、防音・吸音材、制振材、シート材など発泡品素材の加工、製造を行なっています。株式会社北陸カラーフォーム〒923-1202 能美市莇生町カ4番地1Tel. 0761-51-5143URL https://www.peicolor.co.jp ■代 表 者 代表取締役 中山 恭一■設  立  昭和54年 ■従業員数 56名 (38歳)出身校:金沢市立浅野川中学校、石川県立金沢西高等学校12化成品加工株式会社北陸カラーフォーム辰口工場 断機グループ副工場長

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