【合併号】石川県版Vol.37&PROCEED Vol.06
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川かわかみ上 慧えいしん真さん一番になりたいトップをめざす理由高い志で大きな土台をつくれば自分の強みは真直ぐに伸びていくずたらや7悔くしかったのは、テストの成績でラ高校時代はとにかく学年で一番になりたくて、3年間でできることはすべてやりました。陸上部で中距離をやりながら生徒会活動やボランティアに参加。ロ*ボコンにも出場し、取れる資格は片っ端から挑戦しました。その中で僕がハマったのは溶よつ接。工業実習でいろんな実技を体験し、自分より上手い人を見ると劣等感を感じることも多かったのですが、初めて鉄の板を溶接した時、「これだけは誰にも負けないな」と思いました。その予感通り、学校を代表して溶接コンクールに出場。高校生としては最も難易度の高いSランクの専門級も取得しました。イバルに負けてしまったこと。しかし自分は、〝溶接〟で道を切り拓ひくと決意し、技能で闘たかえる会社を教えてほしいと先生に尋たねました。それから6年、今僕は、ここで頂点をめざしチャレンジを続けています。うせ尽つきることはありません。油圧タンクや燃料タンクの溶接は、針の穴ほどの隙すきま間も許されません。検査は水に沈めて外に空気が漏もれないか厳重にチェックします。さらにビード(溶接痕こん)の外観も重要で、高い精度が要求されます。僕は品質検査の仕事を通して溶接の不ふぐ具あ合いやその原因をけ検んしう証ょしていく中、金属の性質を学び、完璧に直す溶接技能も習得しました。建設機械の各メーカーから重要部品の製作を依頼される理由は、この会社の溶接技術にあることは間違いありません。しかしそれは、職人の技能だけでなく、効率的な生産システムがあって達成されるもの。昨年、品質改善の社内発表会に初めて参加し、生産性向上についてプレゼンした僕のチームは金賞、最優秀賞、感動賞を受賞しました。溶接技術の種類は幅広く、すべてを極めるには多くの時間と経験が必要ですが、やりたいことを追求する喜びはメンター制度なれるまで心細入社して1年目は、職場に慣いもの。気軽に食事をしたり、相談できる先輩がいたら、不安なく仕事に取り組めます。食事代の支給など、会社もサポートしてくれるので心強いです。私が新人の時はこの制度はありませんでしたが、よく面倒をみてくれた先輩のおかげで安心できました。自分がしてもらって嬉しかったことを今度は後輩にしていきたいと思います。(24歳)出身校:加賀市立山中中学校、石川県立大聖寺実業高等学校*ロボコン …ロボットコンテスト建設機械・鉱山機械のエンジンフード、サイドカバーなど外装部品及び燃料タンク、ヘッドカバー、運転席ユニットなどの製造。株式会社小松電業所〒923-8588 小松市国府台5-20Tel. 0761-47-8888URL https://www.komatsudengyo.com ■代 表 者 代表取締役社長 塚林 幸作■創  業 昭和23年 ■従業員数 434名 株式会社小松電業所溶接課建設機械部品溶接

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