崎やまざき 翔しょうき己な菜山菅原すがはら 玲れ小さい時から家にじっとしているのが嫌いで、外に出て動き回っていた僕は、高校も体育科を選び、空手部に入りました。空手は小学校から習っていましたが、僕がやっていたのは実戦空手。高校は伝統派空手で、全く異なるルールに慣れるのが大変でした。おまけに膝ひざを手術し、1年半もじっとしていなければならなかったのは辛つらかったですね。だから、常に身からだ体を動かしていられるこの仕事は、僕にとって願ったり叶かなったり。最初は「めっき」と聞いて、何をしている会社なのか全く想像できませんでしたが、車に乗るようになって、それが重要な役割を果たしていることを知りました。身体も動かさないとサビついてしまいますが、車やバイクの部品をサ どビから守り、性能を引き出し、そして外観を輝かせるのがめっき。「めっきは剥がれる」という言葉がありますが、それはまったくの誤解です。現在、僕が担当しているのは、バイクのタイヤの軸じくとなる「アクスルシャフト」のめっき。安全な走行と美観に関わる重要部品だけに、その工こい程は何段階にも分けられています。めっきを施ほこす前に表面の油分を落とす前処理だけでも多くの作業があり、ストップウォッチを片手に薬剤に通す時間を秒単位で管理します。そして耐たいし食ょく性せいを高めるため、いくつもの工程を重ねてめっき処理を行います。一見、同じような処理を繰り返しているように見えますが、その一つひとつに意味があり、めっうて■製造部 山崎 翔己さん重ねた自信は剥はがれない表を輝かせるのはその下に隠れた不断の努力(26歳)製造部 製造2課 製造2係 梱包部 梱包課 梱包2係菅原さん(左)、山崎さん(右)出身校:小松市立御幸中学校、小松大谷高等学校出身校:小松市立安宅中学校、小松大谷高等学校10(19歳)めっき加工株式会社ツキボシP&P
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