うん9就ついたのはこの会社が初めて。入社当ょうざい衝し材としての役割を果たします。バス親からは、あまり勉強しろとは言われなかった私は、高校も人の3倍やらないと受からないと思っていましたし、簿ぼき記検定を受ける時も先生から無理だと言われ、びっくりさせてやろうと余計に頑張りました。ただ負けず嫌いなだけでしたが、不思議と思い通りになった気がします。商業高校を出てからは事務職として働くことが多く、ものづくりの仕事に時は従業員も20人足らずでしたが、数年後には新しい本社工場が完成し、人もどんどん増えていきました。この会社で造っているものは多たき岐にわたりますが、ひと言でいうとウレタンやゴムを材料としたパーツ。主に緩かや建設機械をはじめ、電子機器、家具、贈答品のケースなど用よと途は広く、宇宙に持っていく機材用の特殊なものも造ったことがあります。入社した年に次男が生まれたので、その子の年齢が働いてきた年数。子育てと仕事を両輪にこれまで生きてきました。子供たちも成人し、親としての役割は果たしたかなと思っていますが、会社はまだ成長期の真っ只中。職場のリーダーになってからの8年間は、子育てと同様に模もさく索し、奮ふんう闘とする毎日でした。予期せぬ大病を患わずらい、九死に一生を得て奇跡的にカムバックしたのが昨年。みんなから大きな花束をもらい、退職でもするかのような祝福を受けました(笑)。大好きなみんなとまた働けることに生きている幸せを感じ、そして自分に期待されている役割を理解しました。それは、あれこれ指さしず図するのがリーダーではなく、家族のように話し合い、自然と助けあえるチームになることが一番だということ。職場でもお母さんの役割が大切なことに気づきました。「意識が変われば行動が変わる」と言いますが、意識が変わるのを待っていたらいつまでたっても現状のまま。「行動すれば、意識は後からついてくる」のが事実です。いい言葉は行動を後押ししてくれます。本やインターネットでもたくさんいい言葉と出会えます。それを自分に取り込んで行動すれば、運が味方してくれると信じています。行動で未来が変わるやっぱり母は強しいい言葉を取り込もうどんなカタチもみんな優しく包み込むそんなリーダーに私はなりたい各種パッキン・クッション材、断熱材、防音・吸音材、制振材、シート材など発泡品素材の加工、製造を行なっています。株式会社北陸カラーフォーム〒923-1202 能美市莇生町カ4番地1Tel. 0761-51-5143URL https://www.peicolor.co.jp ■代 表 者 代表取締役 中山 恭一■設 立 昭和54年■従業員数 56名出身校:小松市立松陽中学校、石川県立小松商業高等学校(51歳)化成品加工株式会社北陸カラーフォーム辰口工場 加工リーダー橋はし 豊とよこ子さん
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