石川県版 Vol.42
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具ぐを使い分けながら、材料の周囲を休これまで生きてきた中で、一番長く続けてきたのは、小学校2年生から始めたサッカー。中学の時はクラブチームで全国大会にも出場し、高校でもボールを追いかけ、走り回っていました。そして今は、フットサルで汗を流すのが自分のリフレッシュになっています。サッカー選手には、試合中ずっと動き続けるスタミナと多彩な足技が求められますが、私が操作しているマシニングセンタも同じで、何種類もの工こむことなく動き回り、切り込んだり、削ったり、穴を通したり、相手を自じい在に加工し、精せう巧な部品に仕上げます。もちろん、最初からうまく扱えたわけではありません。先輩を捕つまえては、しつこいくらいに何度も聞いて技術を身につけてきました。今では1000分の1ミリの精度でゴール(公差)を外さずに狙うことができます。いこかざう建設機械のパワフルな動力を生み出す油ゆあつ圧機器は、超精密な部品が組み合わさって完成します。私が機械加工した部品は、後あと工こう程ていで丁ていい寧ねに表面仕上げが行われ、チェックマンによって厳しく合否が判定されるので、寸分のミスも許されません。表面の微かすかなキズや材料の内部に生じた欠けっん陥かも見逃せばイエローカード。高速で回転する工具の刃先の状態や排出される切せっく削さくず、マシンの動きを滑らかにする潤じゅ滑んか油つゆの量にも神経を尖とがらせ、キレのあるパフォーマンスを目指します。まだ先輩たちの技ぎりう量ょには及ばず、教えてもらいたいことはたくさんありますが、気を遣つかうのは苦手。そんな自分に嫌な顔ひとつせず、喜んで答えてくれる先輩や上司がいるから、未経験でも続けることができました。事務所の壁に並んだ資格保持者のネームプレートは技能者の証あかし。そこに自分の名前を並べることが今の目標です。「家族や友達、先輩、後輩など、周りの人たちがいるからこそ自分は生きていられる」。自分が親になった時、それを強く感じました。子育ての大変さもわかり、多くの人に助けられていることに気づくと考え方が変わりました。良好な人間関係をつくるのに大節。素直に「ありがとう」「ごめん切なのは礼なさい」と言えることが大事だと思います。持久力が武器になるキレのあるパフォーマンス人は大切な財産信頼のパスをつないでいく金属加工のファンタジスタ建設機械部品、一般産業機械部品、農業機械部品などの製造。部品図作成から板金、機械加工、表面処理、組立までの一貫生産を行なっています。株式会社小松高田製作所〒923-8540 小松市工業団地1丁目66番地Tel. 0761-24-2580URL https://www.komataka.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 藤井 公祥■設  立 昭和27年 ■従業員数 141名 出身校:加賀市立片山津中学校、石川県立小松工業高等学校(28歳)れいせつ株式会社 小松高田製作所製造部 製造第1課 油機班建設機械部品加工K. Sさん

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