循環型社会のナビゲーター思い出を資源に変える地球を美しくする仕事は生きる喜びを教えてくれるしゅうせ環境に優しく人にも優しい職場AIによる画像認識で人を検知する"日本初”の「新型安全装置付きパッカー車」を導入。特殊車両の運転資格の取得費用も会社が負担します。さらに、仕事とプライベートの良い循環をつくるため、「有給取得率日本一の職場」をめざしていて、2024年度は取得率97%でした。働く人の安心と心の満足が、地域や自然に対する優しい気持ちにつながるのです。高校で陸上部だった私は、長距離種目が得意でした。トラックを何周したかわかりませんが、ダンボールのリサイクル率は、ほぼ百パーセント。エコに対する皆さんの意識の高さに感謝したくなります。他にも、工場などから出る鉄やプラスチック、タイヤなども貴重な資源。ものによって回収方法や処理の仕しかた方が異なり、船で海外に送られるものもあるので、私の仕事には、地球環境についての広い視野と知識が求められます。車が趣味の私は、ショベルローダーやベールクランプなど特殊車両の資格を取らせてもらい、自じざい在に乗りこなせるようになったことで仕事の楽しさが増しました。回収業務では、街まちのいろんな所を走るおかげで新しい道をたくさん覚えられ、ドライブコースを考えるときに役立ちます。「休日はどこを走ろうか」と、自慢の愛車で出かけるのが待ち遠しくなります。源物持込ステーション『もってきまっし』には、使わなくなった参考書や読み古した雑誌、着れなくなった古着など、皆さんの“思い出”がたくさん集まってきます。パ*ッカー車で回収していると、「いつもありがとう」と笑顔で挨あいつ拶さして下さる方も多く、地域の人たちに喜んでもらっていることを強く感じます。重くなったパッカー車で会社の集き積場に戻ると、スタッフたちが出迎えてくれます。そしてベーラーという機械の中に段ボールや空き缶を投入すると、きれいに圧縮されて約1メートル四方の大きなキューブになるのです。として再生させるのが私たちの仕事。なったり、古着は海外で再利用されたり、空き缶やペットボトルも大切な原料となって生まれ変わります。スーパーなどに設置されている資断だん捨しゃ離りして不要になったものを、資源古こし紙は再び新しいノートや参考書に*パッカー車 …投入した廃棄物を圧縮し、荷箱に詰め込む装置がついた塵芥車。出身校:白山市立北星中学校、石川県立翠星高等学校株式会社 越村商店津幡店(29歳)Tel. 076-238-5353URL https://koshi.co.jp ■代 表 者 代表取締役 越村 正人■設 立 昭和53年 ■従業員数 127名 段ボールやオフィス古紙の回収、古着収集、産業廃棄物の中間処理・再生・収集運搬、機密文書のシュレッダー事業、リサイクルステーション「もってきっまし」の運営。株式会社 越村商店〒920-8217 金沢市近岡町795番地資源リサイクルK. Sさん
元のページ ../index.html#21