【統合版】石川県版Vol.45&PROCEED Vol.09
16/32

“職人”がブランドになる時代安心できる環境づくりに貢献河かせん川の堤ていう防ぼや道路わきの斜面(法のり面めん)など、土砂が崩れないようコン溶ようつ接せして組み上げます。型かたく枠わの精度によって成形されるコんじょうしゅうしょぎょ震災からの復興に向かう東北では、ら、お客様が求める成形型を自信を持って製作し納のうん品ひできるのです。私たちが納おさめた成形型で造られた擁壁がいたる所で施せこう工され、地じば盤ん沈ちん下かを防ぐコマの形をしたブロックや川や海に設置する魚ぎょう道どブロックなど、製品の種類は無限に広がります。能登でも復旧が急がれ、そこに貢献する使命感を胸に、技術者として腕をさらに磨き、工場長としてみんなを支えていきたいと思います。験でこの世界に飛び込みました。怖くて不安でいっぱいでしたが、妻が背中を押してくれたおかげで思い切って進むことができました。「就く職=会社選び」と思いがちですが、独立して人生を切りひらく道もあります。スペシャリスト(職人)が求められる世界で自分を試したいという強い志を持つ若い人に出会えたなら、私は喜んで踏み台になり応援したい。この仕事を未来につないでいくことが私の責任なのです。クリートの擁ようき壁へが続いている場所がたくさんあります。巨大な板チョコのように見えたり、お城の石いしき垣がみたいだったり、そのデザインは様々です。チョコレートは柔らかいうちに型に入れて作りますが、コンクリート製品も同じ。ただし、巨大で重量がかなりありますから、頑が丈な鋼こうつ鉄てで型を造らないといけません。鉄の材料を切り、必要なパーツを加工し、ンクリート製品の良し悪しが決まるので、部品の加工においても高い精度が求められます。各工こうい程てを担当する仲間がいい仕事をしてくれるか「防水」は英語で「ウォータープルーフ」。大切なスマホを安心して持ち歩けるのは、防水性能があるから。そして快適な暮らしには、住まいの防水が不可欠。新築はもちろん、防水のリニューアルも必要です。 防水工事は屋上やベランダなど高い場所で作業するので、見る機会は少ないと思いますが、施せう工方法は建物によって異なり、幅広い専門知識と高度な技能が求められます。見えにくい仕事だからこそ、お客様には、わかりやすい説明を心がけています。技術だけでなく、安心して任せてもらえることが大切なのです。私は学生の頃、パソコンのインストラクターを目指していましたが、こ沢田防水工業株式会社代表取締役小松プラント株式会社製造部 工場長(48歳)(37歳)M y L i f eMy WayM y L i f eMy Way 出身校:金沢市立額中学校 金沢工業高等専門学校(現国際高専) 出身校:小松市立安宅中学校    石川県立小松工業高等学校アスファルト防水、シート防水、塗膜防水、FRP防水など屋上防水工事や防水劣化診断など、建物の寿命を向上させる総合防水工事業。コンクリートブロック成形用型枠の設計・製作、コンクリート二次製品の製造合理化装置、産業廃棄物個化用型枠、機械設計製図など。ー 私の選んだ道 ー防 水 施 工ー 私の選んだ道 ーコンクリート製品 成形型枠製造20代で家かう業を継ぐことになり、未経沢田防水工業株式会社〒921-8135金沢市四十万3-180Tel. 076-298-2127URL www.sawada-bousui.net■代 表 者 澤田 学■設  立  昭和53年 ■従業員数 10名  小松プラント株式会社〒923-0004小松市長崎町3-41Tel. 0761-24-1208URL www.komatsuplant.co.jp ■代 表 者 角谷 隆■創  業  昭和47年 ■従業員数 15名 S. M さんF. K さん

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る