ものづくり
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よばた柔道から教わったこと需要に応こえる技術心は剛つく、体は柔らかく技をかけあい、大きく育つ時代に富山市の3大会で優勝したこともあります。でも始めた頃は道場に行くのが嫌で泣きじゃくり、駄だだ々をこねて親を困らせていました。それでも練習に通い出すと、だんだん力がついていくのがわかり、幼いなりに「やり続けることに意味がある」と感じたことを思い出します。それからは柔道一色でした。私の得意技は高身長を生かした背負い投げで、苦手だったのが寝技。組み合う相手によってワザを柔軟にくり出すのですが、柔道は「心し技体」のバランスがしっかりしていないと勝てません。私がこの会社に就職したことは、柔道と全く関係ありませんが、仕事に対する考え方は共通するところがあります。→小学3年生から高校3年生まで、しゅうしょくんぎたい私たちが造っている電源装置は、電気によって動作するあらゆる機械、装置に必要とされ、国内外で広く使われています。その種類は数限りなく、求められる製品をすぐに供給できるよう、需要に応じて柔軟な生産計画を立てる必要があります。私が担当しているのは、電源装置の中に組み込まれる回路基きん板の生産ライン。製品の機能が高まるにつれ(23歳)10年間頑張ってきたのが柔道。中学出身校:富山市立水橋中学校富山県立富山工業高等学校電源装置生産技術コーセル株式会社生産二部 生産三課 SMT係 2級機械保全技能士.MO

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