ものづくり
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むらいメイド・イン・ノミの誇り陰の仕事を大切にする鋼鉄を斬きる侍さマシンが都市のデザインをカタチにする携たさえ、機械の据すえ付けや修理に出向くんし津しん々で集まってきます。鋼材加工のプこれまで北海道から九州、そして海を渡り、ベトナム、タイまでいろんなお客様の工場へ行きました。工こぐ具箱をのは、主に鋼こい材の加工メーカーさん。出張先で宿泊したホテルや駅前周辺の高層ビルに使われている鉄てつ骨が、私たちの造った機械で加工されていると思うと、知らない土地でもなぜか親近感が湧わきます。新しい機械の設置は、お客様にとって待ちに待った一大イベント。試運転を始めると、従業員さんたちが興味ロたちを前に操作方法などを説明するのは緊張しますが、「すごく速いね!これは便利だ!」という声が聞こえてくると心が弾はみます。私の部署ではメンバー全員が顔を揃そえることはめったにありませんが、7人のサムライたちは鉄を斬る機械とともに、今日もどこかで奮ふう闘しています。うざっころずずうんと具ぐあい合が発生したと連絡を受け、落ち着心ここえ得ろを記しるした「葉はがれ隠く」を研究しました。高校時代、野球部で実じっん践せしていたのは、レギュラーの選手が率先して掃除や片づけをすること。トイレ掃除はキャプテンである自分の担当でした。今でもお客様の工場に伺うかがえば、使った工具を常に整理し、ごみなどを絶対残さないよう意識しています。私たちの機械が選ばれる理由は様々ですが、一番嬉うれしいのは「サービス対応がいいから」という声。以前、納入されて間もない機械に原因不明の不ふかず一いっい睡すもできないまま、翌朝4時に大阪まで駆かけつけました。なんとか原因を突き止め、午前中に解決した結果、お客様に喜んでもらえ、新たにもう一台ご注文をいただきました。大学では日本文学を専せんう攻こし、武士の覚悟を持って事にあたれば、どんな道でも身を立て、責任を全うできると信じています。「わかったつもり」は損インターネットで何でも知ることができるので、体験しなくてもわかった気になりますが、チャンスがあるなら自分でやってみるべき。たとえ失敗したとしても、それをきっかけに得ることはたくさんあります。これから涯生きていけの時代、一つのことだけで生る保障はありません。いろんな経験を重ねがるものがきっとあり、ていけば、将来に繋選択肢が広がります。出身校:白山市立美川中学校、尾山台高等学校(現金沢龍谷高校)形鋼加工機、超鋼丸鋸盤など金属加工機械、周辺自動化機器およびプレセット金型の開発・製 造・販売・メンテナンス。タケダ機械株式会社〒923-1101 能美市粟生町西132番地Tel. 0761-58-8211URL https://www.takeda-mc.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 竹田 雄一■創  業 昭和41年 ■従業員数 197名(連結) (31歳)しょうがいつな金属加工機械技術サービスタケダ機械株式会社技術サービス部 技術サービス課 主任I.K さん

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