整備・保守
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■Y T さん電力需給計画の最適化安定した電気をお届けするシステムを縁の下からサポート(21歳)火力・水力・風力・太陽光といえば電源の種類ですが、それぞれどんな割合で電力が供給されているのか、わかる人は少ないと思います。日照時間が長くなる夏は太陽光の発電量が多くなり、河川が増水する出水期は水力発電が増えます。また、新たな太陽光発電所が建設されたり、古い水力発電所が改修されて発電機の出力が上がったり、点検作業で運転がストップする時もあります。一方、電気の使われ方も季節や時刻、天気などによって変化するため、電力会社では、効率よく安定した電力供給を行うことを24時間365日考えています。これをサポートする電力需給計画システムを開発、保守するのが私の仕事です。朝、出社するとメールを開いて↘システムの変更依頼書の一つひとつに目を通すことから一日が始まります。データの登録は、数値を書き替えるだけの簡単な作業ではありません。書き換えたデータが正しいか、変更したことで計算結果に狂いが生じていないか、十分試験を行なう必要があり、一つ変更するだけでもかなり時間がかかります。毎日パソコンと向き合い、腰が痛くなる時もありますが、1年を通して電気をバランスよく、安定して供給するため↖Y.TO.K(20歳)出身校:富山市立堀川中学校、富山県立富山工業高等学校出身校:高岡市立伏木中学校、富山県立高岡工芸高等学校制御システムセンター 第二種電気工事士制御システムセンター 第二種電気工事士電力制御システムエンジニア北電テクノサービス株式会社

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