大谷の職業人(編集・発行 珠洲市立大谷小中学校)
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大変なこと 浦電装 〠927-1214 飯田町97-1 ☏0768-82-7663 ■代表 浦達也さん ■創業 昭和59年 ■従業員数 14人 新しい視点で珠洲市を見るドローンを体験して浦さんに「ドローンをしている時に楽しいと思う瞬間は?」と尋ねると、迷わず、「ドローンで自分だけの景色を見ている時」と答えてくれました。いつも見ている大谷の景色でも、少し視点を変えることで新しい発見があると語ってくれました。写真や映像を地元に住んでいる人や大谷から離れた遠い地域で見せることによって、笑顔が生まれ新たな絆が生まれるそうです。僕たちが、浦電装に取材に行った日にドローン体験をさせていただきました。実際にはドローンを動かすコントローラーの操作はしていないのですが、ドローンの目線になって珠洲市の景色を上空から見ました。最新の技術を使って見た景色はとても感動しました。まるで自分が鳥に生まれ変わったのではないかと思うくらいの迫力映像でした。最先端の技術を駆使してドローンを操作する浦さんはとても格好良かったです。ドローンの操作を教えてくださるその姿は、熱意がこもっていて、製造業に一生懸命に向き合っていることがよく伝わってきました。今、浦さんにとって一番大変なことは何かと聞きました。そうすると浦さんは今の状況を維持することだと回答してくれました。コロナ禍の今だからこそドローンを活かして状況を伝える。他の会社にとっての関係を大切にする。そうすることでもっとよりよい未来になると言っていました。僕たちはその言葉を聞いて今は何でもかんでもコロナのせいと言っていますが、これからは自分が変われるように周りと協力しながら今を乗り越えて明るい未来を作っていこうと思いました。 製造業 取材協力 珠洲市の未来を担っていく人たちにはかなりのプレッシャーがかかっていると思います。ですが、そんな人たちに全員ができることがあります。それは、「挑戦」です。私は、大谷のような地域でドローンを使って多くの人に発信するという先の見えない挑戦をしています。どんな人でも限りない未来を持っています。皆さんも幾度とない試練が待ち構えていると思いますが、どんなときも諦めず夢を追いかけてください。 未来を担う君へ

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