周りの人がいたから・・・っしゃっていました。これは、農業だけでなく、他の職業にも共通していえることではないでしょうか。山㟢さんは、JAに自分で育てた作物を出荷しています。育てた野菜は、金沢や大阪・神戸に出荷されています。他にも、業者にじゃがいもを出荷しているそうです。年間を通して、しいたけやかぼちゃなど多くの野菜を手がけています。四月~十月までお米やブロッコリーなどたくさん育て ています。時には、気候の影響で茎などが倒れてしまうこともあるとか。そんな大変な状況を何度も経験されている、山㟢さん。山㟢さんはそんな時、「風で倒れても、生き物はまた起きてくる」と、決して諦めることなく、野菜と土地が持っている力を信じて作り続けてきました。地球温暖化が進む中、これまでの季節とは少しではあるが、ずれが生じてきたと話す山㟢さん。その中でも、時代に合わせながら真摯に自然と向き合おうとする姿勢は、心打たれるものがありました。
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