☏0768-86-2059 今ある問題とどう向き合うか「イカさま定食」で出てくるイカは、地域の食材を使っているためとても新鮮です。毎日、近くの高屋漁港に行っては、水揚げされたばかりの魚を仕入れています。これは地域の方との信頼と長い付き合いがなければできないことです。そういう関係性は、外浦に根づいてきたからこそなのではないでしょうか。さとみさんは、そんな田舎の素晴らしさを当たり前に思わず、もっと多くの人に田舎の素晴らしさを伝えていきたいと二人は語ります。田舎の素晴らしさはなかなか伝わらないかもしれないけれど、外浦の食材を通して素晴らしさを伝えていけたらと笑顔で答えてくれました。今、珠洲市で最大の問題になっていることは、少子高齢化問題です。「平成31年版統計すず」によると、珠洲市の人口を100人としてその内の65歳以上のお年寄りの人数をパーセントで表すとす。約2人に1人がお年寄りということになります。また、お年寄りに限らず、0~14歳の子供は約10%しかいないのです。このことから、珠洲市は少子高齢化問題を抱えているといえます。さとみさんの中学時代の同級生は、20人。そのうち、たったの5人しか珠洲市に残っていません。珠洲を未来に受け継いでくれる存在をもっと増やしていくこと。番匠さん親子は、「食」を通して、未来に渡すための橋渡しをしてくれているように感じました。地域を想い、人を想うことで 珠洲市を盛り上げていこうとする親子の、珠洲市への思いは、つばきの色のように赤く燃え盛っていました。 取材協力 つばき茶屋 〠珠洲市折戸町1-3-1 ■代表 番匠さとみ ■創業 平成15年 ■従業員数 4人 飲食業 100%のうち約40%がお年寄りで
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