さくらノート富山県版Vol.14
10/26

く ゃう8創つ昨っ年てのい12月くに喜「2び■級松土ど田ぼく木 施せ勇こう工気管かさんり理ん*レガシー … 後世にのこる遺産*墨打ち … 墨を含ませた糸を張り、基準となる線を付けること新たな風景を     お互いの胸に宿るのは郷土のレ*ガシーをつくる誇り(28歳)松村中越興業株式会社田まつだ 勇ゆうき気中むらなか 祥しょうせい聖技ぎし士」の検定試験に挑戦し、無事、一発で合格できました。現場監督として、やっとスタートラインに立ったという気持ちですね。これまで、利賀村の地じすべ滑り対策の工事や、能越自動車道の新しいランプを造る工事など、いろんな現場に入りました。しかし、土木工事はそれぞれ全く違うものを造るので、新しい現場に行けば、またゼロから勉強し直す、その連続です。学校も全く専門外だった僕は、測量はおろか、道具や材料の名前すらもわからない状態で初めて現場に入りました。見た目は監督の服装をしているので、いろいろ聞かれるのですが、何一つ答えられないのが辛つらかったですね。それでも、大学時代の先生が言っていた、「どんなことでも、3年やってみなさい」という言葉を信じ、一日一日重ねてきました。長かった現場も、ふり返るとあっという間。工事が終わり、景色の変わり様を目にした時、自分が関わった仕事の壮そうい大ださに感動を覚え、それ橋き脚きくを構こく築し、その上に在ざい来らい線せんのょうが自信につながっていきました。富山駅の高こ架か化か工事は、大手ゼネコン(大鉄工業)さんの下したけ請う工事で自分にとって、5つ目となる現場。約500mの工事区間に一定間かく隔で線路とホームを造ります。橋脚は1基1基、鉄てっん筋きを組み、その周りを囲んだ型かたく枠わの中にコンクリートを流し込んで固めて造ります。規定通り正確な寸法かどうか、監督が細部にわたって確認するのでんかうち工事部 主任 2級土木施工管理技士    工事部 軌道工事管理者(24歳)村中さん(左)、松田さん(右)出身校:南砺市立福野中学校、富山県立福光高等学校(現南砺福光高校)出身校:南砺市立吉江中学校、富山県立となみ野高等学校土  木現場監督

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る