富山県版 Vol.18
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お客様の喜びに寄り添そうみんなの“得意”を一つに丁寧で温かい接客が第一。商品の種類はたくさんありますが、実際に試食をして味や特徴などを覚えていきます。接客にも慣れ、お客様との会話を楽しみながら、商品の包装も手早く綺麗にできるようになります。商品のポップを作ったり、より良い店舗づくりを先輩と一緒に考えたり、出来ることが増えると楽しさもアップします。店頭での接客販売に精通し、後輩の指導もします。物産展など県外の催事に出店したり、仕事の幅が広がります。研修期間にいろんな部署を体験します。製品が造られる過程を学びながら、ものづくりの心がまえを身に付けます。配属された部署で、先輩に付いて仕事を覚えていきます。常に考え工夫することで、興味が湧いて楽しくなります。他部署の人たちとチームを組み、品質管理についての活動にも取組みます。私のチームは8回、最優秀賞を取りました。難度の高い製品にチャレンジすることで知識が増え、アイデアが生まれます。部署のリーダーとして期待されます。若わかしま島 綾あやな奈さん田たむら村 政まさひこ彦さんまぼ蒲かこ鉾は私の大好物。「14歳の挑戦」も河か内屋で職場体験したんですよ。節ふめ目に欠かせない商品。ここ本店は、れしちやわ小さい頃からいつも食し卓に出てきた富山らしくて、お祝い事にはぴったりの蒲鉾は、お誕生からご入学、ご結婚…と、地元の方にとっては人生の昔から馴なじ染みのお客様が多く、贈る方の顔を思い浮かべながら、嬉うしそうに商品を選んでいらっしゃる姿を見ると、自分まで幸せな気持ちになります。中には、お気に入りのアイドルに贈りたいと、オーダーメイドの蒲鉾をご注文される熱ねつ烈なファンのお客様もいらっしゃって、食べることや絵を描くことが大好きだった私にとって、人の喜びを一緒にカタチにできるこの仕事は文句なしに楽しいです。ょくたくつれご飯が美おい味しく炊たける炊す飯器や、すごく燃ねんぴ費のいい自動車など、その性能を制せいょ御ぎする電子回路や電子部品を一つのケースに集しゅう積せきしたものを「モジュール」といいます。それを造るのに必要なのが、金属部品と一体化して樹じゅし脂成形する「インサート成形」の技術。全国でも数少ないメーカーだと知って、すごく興味を持ちました。私は手が不器用ですが、考えることが好きです。みんなの得意分野を一つに合わせることで、成果が数倍になる。そんな感動を何度も味わってきました。世の中の製品は、まさにものづくりのリレー。一つの部品に関わる多くの人のアイデアと努力が一体化されて高機能な製品が生まれ、私たちの生活を豊かにしているのです。いはんき大量製造ではなく、ひと手間かけた付加価値ある商品作りで、伝統的な蒲鉾から時代の求めに応じた独自路線の蒲鉾を製造・販売。家電製品、産業機器、風力発電、自動車などのインサート成形製品、プレス加工品などの設計・製作・販売。金型の設計・製作。株式会社河内屋〒937-0051魚津市駅前新町9-12Tel. 0765-24-0381URL www.kamaboko.co.jp ■代 表 者 河内 肇■創  業 昭和22年 ■従業員数 49名  株式会社コージン〒930-0304中新川郡上市町森尻5Tel. 076-473-3251URL www.kojin.co.jp ■代 表 者 小柴 雅信■設  立 昭和49年 ■従業員数 166名   (23歳)(27歳)出身校:魚津市立東部中学校、富山県立新川みどり野高等学校出身校:富山市立八尾中学校、富山県立大沢野工業高等学校13かまぼこ 接客販売株式会社河内屋本店事業部インサート射しゃしゅつせいけい出成形株式会社コージン製造部 リーダー

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