02oV1202ETON.l 7ARUKAS料や断熱材などを指示する床伏図などを描かせてもらいました。を埋めようと必死で、気持ちに余裕はありませんでしたが、「1年目で図面描ける新人は初めてや!」とおだてられたり、色んな職人さんたちが集まって、和わき気あいあいと造り上げていく楽しい現場の雰囲気に支えられました。「もっと知識があったら、現場監督の仕事は何倍も面白くなるに違いない」。私は独学で二級建築士の国家資格に挑戦し、つい最近、合格通知が届きました。最初の現場は、自分の足りなさ工業系の高校で、卒業式に特別に名前を呼んでもらえるのが、“ジュニアマイスター”の認定を受けた生徒。「名前を呼ばれたらカッコいい!」。ただそれだけで多くの資格取得を目指しました(笑)。高校で資格が取れるのは大きなチャンス。職種によっては手当がつく資格もありますよ。実じっう行こしてくれた父。私は嬉しく私が小学2年生の時、アパートから新築の家に引越しをしました。「お金が貯まったら、家を建てるぞ!」と言っていたのを有ゆうん言げて、毎日のように建築現場に足を運び、マイホームが完成していく様子をずっと見ていたのを覚えています。そこで働く人たちは、私たち家族の夢を叶かなえてくれるヒーロー。その姿に憧れ、私は高校の建築科を選びました。建築の仕事はいろいろあります【ジュニアマイスター】全国工業高等学校長協会による顕彰制度で、高校在学中に取得した職業資格や各検定の等級、入賞したコンテストに対して得た点数の合計によって「ジュニアマイスター」の称号が与えられます。“ゴールド”はその中の最高ランク。が、私が希望したのは、あくまでも現場監督。女性の現場監督は珍しく、採用してくれる会社があるか不安でしたが、「この会社なら、女性の監督も活躍しているよ」と、高校の先生が教えてくれました。希望が叶い、現場に立ち始めてもうすぐ2年。まだ監督見習いですが、仕事を覚えるにつれて楽しくなっていくのを実感すると同時に、任されることも増え、責任の大きさに胸が押しつぶされそうになります。でもそれは、お客様の期待の大きさが、まるで自分のことのように伝わってくるからかもしれません。“ゴールド”ジュニアマイスター期待の大きさは責任の大きさ河川・道路・橋梁などの土木工事や公共施設・商業施設などの建築工事及び海洋事業にも取り組んでいます。新しく完成した本社ビルは公共スペースや災害時の避難場所として利用できるよう自立型インフラ設備も整っています。砺波工業株式会社〒939-1375 砺波市中央町1-8Tel. 0763-32-3105 URL http://www.tonamikogyo.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 上田 信和 ■創 業 昭和19年 ■従業員数 98名 高校時代は理数系が得意でした。測量には緻密な計算が求められるので、すごく役立っています。職人さんたちが効率よく作業できるよう、現場を管理するのが監督の仕事。でも人手が足りないときは、力仕事だって手伝います。
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