（38歳）■高長 昌志さん問題を突破する快感未来を先取りするアイディアは人への優しさから生まれる長たかなが 昌まさし志あそら卓たくみ見高空 lく4られた名前は、“爪）”。早速、お客様の自動車製造ラインに持ち込んで試してもらうと、積み重ねられたアルミ板材を鉄の爪が一枚一枚、小こ気き味みよく持ち上げ、リズミカルにプレス機へと搬はんう送そされていきました。「これは、いい！」。一連の動作を間近で見たお客様のよ歓ろこびの反応に、私の心は踊りました。車のボディは大半がスチール（鉄）製ですが、今後はアルミボディの車も増えていく傾向にあります。磁石にくっつかないアルミニウムは、磁力を利用して材料を持ち上げることができないため、従来と異なる新たな方法を見つけることが課題。それを見事に解決できた瞬間でした。学生時代、高専で勉強したのは「バ新たに開発したその装置につけIアrイoアnンCクロawウ（鉄のイオメカニクス」。人の筋肉や腕、脚などの動き方を調べ、ロボットの構造に応用する研究をしていました。自分の脚に電極を取り付け、自ら実験台になったこともあります。素晴らしい人間の運動機能を機械っしんげっぽ日に進月歩で進化していく中、決して後おれを取るわけにはいきません。新に置き換えることができれば、重労働や危険な仕事から人を開放することができます。私たちの会社が造っているマシンは世界中の自動車工場で大活躍していますが、多くのエンジニアがしのぎを削り、生産技術がたに立ちはだかる難題を解決するために、私の脳内では四六時中アイディアを探し続けています。イメージが浮かんだらすぐに試作（37歳）高長さん（左）、空さん（右）出身校：南砺市立城端中学校、国立富山商船高等専門学校出身校：高岡市立福岡中学校、富山県立高岡西高等学校技術開発部 研究開発課 課長 技術開発部 研究開発課産業機械技術開発株式会社小矢部精機
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