富山県版 Vol.26
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眼がか下に広がるオーシャンビューに目雨あま晴はら音しお頭んどを踊ったり、中学、高校時「今日も海、きれいやね!」。3階のお風呂のガラス窓を手でぬぐうと、を細め、歌を口ずさむ方もいらっしゃいます。入浴介かょ助は汗でびっしょりになりますが、幸せな気持ちになれるひと時です。ふり返ると、小学生の時にここで代にボランティアで訪おれたり、小さい頃からたくさんの利用者様とふれあってきたことを思い出します。おばあちゃん子で育った私は、祖母が家で突然倒れ、パニックになりました。すぐに駆かけつけてくれたのが介護士の親しき戚のおばさん。その時、心の底から感じた安心感が、自分の将来を方向づけたのは間違いありません。福ふし祉を学べる高校を選び、介護福祉士の国家資格を取るため短大で専門的に勉強し、いろんな施設で介護の実習をさせてもらいました。いじとずんせんー*つしく自みずから希望した仕事とはいえ、最初高齢になって運動機能が衰おとろえ、記憶や判断力が低下した方々を介助するのが私の仕事ですが、人には個性があり、日によって気分も変わります。出来ること、出来ないこともそれぞれ違うので、学校で教わったやり方が利用者様すべてにあてはまるわけではありません。考えてもわからない時は、経験豊富な先輩職員に聞くのが一番。声のかけ方や接し方など、その方に合わせた方法をアドバイスしてくれるので助かっています。は戸とまど惑うことも多く不安でしたが、利用者様とお話しをしていると、私の手を握にぎって下さることがあり、その温かさに、いつも自分が護まもられているような気持ちになります。やってあたり前のことでも「ありがとう」と言ってもらえると嬉うれしくて、心がくもることがあっても、すぐに晴れて私の方が感謝したくなるんです。「あたり前」だと思わない仕事柄、介助をしたり、何かお手伝いするたびに「ありがとう」と言ってもらえますが、自分も「させてもらってありがとう」と言うようにしています。仕事だから、するのが当たり前という考え方ではなく、その方がいるい”ことだと思えば、からこそできる“有り難わいてきて、たとえ同じこと感謝の気持ちが湧をするにしても、心がこもる気がします。ここが私の郷ルツ里心はいつも快晴義よね経伝説が伝わる場所には気持ちまで晴れる理想郷がある*源義経が雨宿りをするため、家来の武蔵坊弁慶が岩を持ち上げたという伝説。雨晴海岸には地名の由来となった「義経岩」がある。介護老人保健施設、医療施設、グループホーム、デイサービス、居宅介護支援事業所の運営ほか、地域包括支援センター、介護職員初任者研修などを行う医療法人社団。がた(25歳)10出身校:高岡市立伏木中学校、富山県立氷見高等学校医療法人社団 明寿会〒933-0133 高岡市太田桜谷23-1Tel. 0766-44-8063URL https://meijukai.com ■代 表 者 理事長 坪田 聡■設  立 平成7年 ■従業員数 341名 医療法人社団 明寿会老人保健施設 アルカディア雨晴 介護福祉士介護福祉士S.Nさん

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