資格は自覚を高める地図を描かきかえる仕事都市のデザインをつくる仕事は地図を変え、自分自身も変えるりとくりょうゃっこう目標設定は120%で小学校からずっと野球をしていたので、高校は「もういいかな」と思ったことがあります。かといって勉強に身を入れるつもりもなく、恩師に出会わなかったら自分は堕いたかもしれません。そこそこで満足するのではなく、常に120%の目標に向かって努力げられないこと、しなければ、何事も成し遂そして文武両道の大切さ教えてくれたのは、高校時代の野球部の監督でした。合あいは小さくても、季節の移ろいととんせこの仕事に就く前は、道路や橋がどうやって造られるかなんて考えたこともなく、現場は未知の世界でした。大きなプロジェクトに関わる土木の仕事は、着工から完成まで長い月日がかかります。一日単位での進み具ぐもに大きく変化していくのがわかり、そして自分の中に知識が着実に蓄ちくき積せされていくのが実感できました。監督として、責任ある仕事を任せてもらうには資格が必要です。僕が卒業したのは、土木の専門学科ではなく普通科でしたが、現場で経験を積みながら日々勉強をすることで、「土木施工管理技士」の2級と1級の学科試験に合格しました。知識以外にも大切なことがたくさんあります。みんなが安全に作業できるよう現場を整理整頓し、コミュニケーションを深めるなど、監督としての自覚をもって仕事に臨のぞんでいます。高校の時は、センターで4番。バッティングに自信があり、天高く打ち返したボールが外野スタンドに入った時の快感は忘れません。小学校1年生の時に野球を始め、青空の下で白球を追いかけてきた僕は、陽ひの当たるフィールドに出て、チームで働く仕事がしたいと思いました。に飛ばすのは、測そ量するための“ドローン”。上空からの画像を見ると、故郷の地形が手に取るようにわかります。新たに着ち工したのは、交通量が多く、渋滞や事故が発生しやすい国道8号線の立体化工事。沿えん線道路から車が上り下りするための側そくう道どは、ICTを活用して、土の量を正確に割り出します。ドローンの操作はゲーム感覚ですぐに慣れましたが、撮影した画像から3Dモデルを作成するのに、ちょっと苦戦しています。大*量の*盛もど土を必要とします。それを土木の仕事に就ついて3年、僕が空*盛土 …地盤を造成するための土砂。*ICT …情報通信技術。だらく松原建設株式会社〒930-0892 富山市石坂2449-2Tel. 076-433-8248URL https://recruit.matsubara-group.co.jp■代 表 者 代表取締役 松原 悠大■創 業 昭和57年 ■従業員数 33名 / グループ全体50名 土木、建築工事等の調査、企画、設計、監理、施工を中心とした総合的なコンサルティングおよび都市開発、不動産売買など、まちづくり事業を展開するグループ企業。松原建設株式会社工事部 1級土木施工管理技士補(21歳)出身校:富山市立奥田中学校、山梨県立身延高等学校落してY. Rさん土木現場監督
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