「美味しいものを食べると、人は誰でも笑顔になる」。
自分たちがつくった商品で、多くの人々が素直に幸せを感じてくれる仕事は、
「食」に関係したものが一番かもしれない。
日々の研究や努力の結果が、直接お客様の反応となって返ってくるのも、
この仕事ならではの楽しみだ。
しかし、その一方で、信頼を一瞬で失うリスクもある。
だから、生産管理の厳しさも食品の製造が最たるものであろう。
自然の食材は常に品質も違う。
微妙な温度や湿度の差を見極め、材料の調合、火加減、加工の方法を日々調整する。
製造工程は自動化されていても、常に安心できる商品をつくるためには、
長年つちかわれてきた、つくる人の感性が不可欠である。
人間の五感をフルに発揮し、人の幸せを創造 するのが食品づくりの仕事なのだ。