我が国は、世界一の長寿国。
そこには日本の充実した医療制度が大きく寄与してきたことは言うまでもない。
ところが、高齢者の割合が年々高くなっていく日本において
将来的に懸念されているのが、医療分野に携わる人たちが不足することである。
専門知識と高度な技術を必要とする医療・医薬の分野で人を育てるのは簡単ではなく、
今後、この問題はますます深刻化していくと言われている。
近い将来、高齢者は、その恩恵に授かることが困難になるかもしれない。
国をあげて、これほど期待されている職業は他になく、
多くの若い人たちが、強い使命感を持って目指してくれることが望まれている。