つくりたいものを頭の中でイメージすることから、ものづくりは始まる。
この仕事には自由な想像力が必要だ。
しかし、頭に描いたイメージをカタチにするべく図面に変換するとき、
様々な問題がその行く手を阻むのだ。
それらを一つひとつクリアしていくことが、この仕事に課せられた使命。
製品そのものをつくる仕事ではないが、 それをつくる現場の人の立場になり、
製品を使う人のことを思い描いて図面を描く。
設計図に描かれた線の一本一本が、
手に触れることのできるカタチあるものとなっていくのは、
まさに無から有を生み出す喜び。
思考を現実化するという、
人間が持つ能力を思う存分発揮できる仕事だ。