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役立つ勉強

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役立つ勉強

今やっている勉強。社会に出て役立つ時がくるの?

内容

「教科書に書いてあることって、将来何の役に立つんだろう? 全部勉強する必要ってあるのかな?」
誰もが一度は、そんな疑問を抱いたことがあると思います。
でも、ちょっと頭を休めて身近な世界に目をやると、
学校で 勉強したことが関係していることもたくさんあります。
青菜を茹でる時に塩を入れると鮮やかな緑色になるのは、
マグネシウムイオンとナトリウムイオンが置き代わり、
葉緑素のクロロフィルの分子が安定化するという化学現象。
サッカーのフリーキックで、ボールが曲がってゴールするのは、
ボールを回転させることで、空気の流れの遅い方から早い方へ
押す力が働くという物理現象。
スマートフォンが、自分の居場所を地図上に示せるのは、
電波によって衛星との距離(斜辺)を測り、軌道の高さから、
位置(底辺)を割り出す、三角関数を用いているから。
もちろん、そんなことを知らなくても、生活するのに困ることは
ありませんが、学んだ知識がテクノロジーやエンジニアリング
に結びつくことで、多くの人々の生活に役立つことができます。
やがて社会に出れば、様々な世代や国籍、そして、いろんな
価値観を持った人々と相対することになります。相手を理解し、
自分の意思を伝えるにはコミュニケーション力が必要。その基礎 となるのは国語や語学力です。
人が生活を営めば、モノやお金、情報が動きます。社会のしくみ
を学ぶことは、より豊かな生活を創造するための発想につながり、
そこから生み出されるサービスや付加価値は、様々なビジネスに 発展していきます。
大人になってから、みんな口をそろえて言うセリフが、
「もっと勉強しとけばよかった…」。
そんな後悔している大人たちに聞きました。
「実際、勉強って何に役立ってますか?」