研けんま磨して顕微鏡で覗のぞくと、いろんな大学時代は、ツルハシを担かついで山に石を採とりに行っていました。採取してきた石の薄はくん片へを０．０５ミリまでことがわかります。その石がいつ誕生して、どんな過去を辿たどってきたのか。約２千年前に噴火があったことなど、地球の生おい立ちを石が教えてくれるんです。小学校の時、塩などを燃やして炎の色を見る理科の実験が面白くて、世の中の不思議な自然現象について知りたいと思うようになりました。その時に芽生えた好奇心は尽つきず、僕は大学で地球学を専せんう攻こ。石を求めて北海道の山中まで出かけて行ったり、貝の化石を拾いに行ったり、インド洋の深海の石まで調べました。好きなことを存分にできた大学の４年間は本当に楽しかったです。自然がもたらす現象は、地球で生活する私たちにとっては脅きい威にもなります。局地的な集中豪雨による土砂災害や河かせん川の氾はんん濫らによる水害はぼうえんていょう（27歳）や寿也伊こず藤いとう 加かとどまることを知らず、いつ自分たちに降りかかってくるかわかりません。それを防ぐために、河川の上流に砂さ防堰堤（ダム）を造ったり、水を逃がすための水路を整備することが急がれます。入社して５年になりますが、災害対策に関連した工事にも多く携わってきました。初めて配属されたのが、城端の砂防堰堤工事の現場。十分な土木の知識もないまま、現場を右うお往う左さお往うしていただけでしたが、半年が経過するくふ石にはロマンがある自然を克こく服するために地球の今の姿をつくりその記憶を未来に遺のす出身校：南砺市立福野中学校富山県立南砺総合高等学校福野高等学校中越興業株式会社工事部 主任 ２級土木施工管理技士木土現場監督
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