中越興業株式会社
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まわりを田んぼで囲まれた農家の長男として生まれた私は、美おい味しいお米のおかげですくすく育ち、身長が185㎝まで伸びました。高校時代はエースアタッカーとして、春高バレー全国大会出場目指して、毎日練習に励んでいました。高校は農業環境科でしたが、面白かったのは測量の実習。農業よりも土木に興味が移った私は、福井の大学で土木を勉強し、そしてこの会社に入りました。それからもう4年が経過。この間に現場で経験したことは、大学の4年間で勉強したことの何倍も範囲が広く、頭だけでなく、体を使って学ぶリアルな勉強だったと思います。土木工事に絶対に切り離せない材料がコンクリート。現在整備中の砺波東バイパスにかかる「いかるぎの大橋」のき橋ょうき脚ゃく工事では、コンクリート構造物の施せこう工に必要な知識を徹底的に学ぶことができました。鉄てっん筋きを組むところから始まり、周りを型かたく枠わで囲み、その中に生コンクリートを流し込んで固めて橋脚が完成するのですが、文字通り、“生コン”というのは生もの。水とセメントの比率や、砂じり利など骨こい材の割合によって品質がせゃ大きく変わり、また、気温によって固まるスピードが変化します。それらを検査したり、測定する方法を学び、打だつ設(流し込み)のタイミングに合わせた段取りや現場管理など、3年間の工事で実に多くのことを勉強しました。その他、宅地の造成や地じばん盤改良、上下水道や排水路、砂さぼ防うえ堰んて堤いの建設などにも関わってきました。そしてこの春から始まったのが、北陸自動つざ(26歳)宮ますみや貴たかひろ裕増砂■主任 増宮 貴裕さんどこまでも成長し続ける自分の成長を測るものは故郷に刻む仕事のメモリー川すながわ悠ゆうと人中越興業株式会社(20歳)増宮さん(左) 砂川さん(右)出身校:砺波市立出町中学校、富山県立南砺総合高等学校福野高等学校出身校:高岡市立戸出中学校、富山県立高岡工芸高等学校工事部 主任 2級土木施工管理技士工事部土木現場監督

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