中越興業株式会社
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41oV8102ETON.lARUKAS■村中 祥聖さん現場は新しいことを学べる学校  すが、実際に“造る”のは専門の職人さんです。職人さんたちが安心して仕事に集中できるよう、現場の環境づくりをすることは、現場監督として最も重要な仕事だと思っています。毎朝行っている「KY危険予知活動」や作業現場を見て回り、危険箇所があれば事前に安全対策を講こうじておくことなど、工事を順調に進める上で欠かすことはできません。先日、橋脚の最後の1基にコンクリートが流し込まれました。新幹線とともに、全ての在来線が頭上を行き来する姿を見られるのはもうすぐ。その日までどれだけ自分が成長できているか楽しみです。自分が測そくり量ょうし、墨*すみを打つ。そこにコンクリートの構造物が威いふ風うど堂うど々うと立ち上がった時は、自分の仕事が誇らしく思えました。といっても、自分がそれを造り上げたわけではなく、墨の正しい打ち方も、実は型枠大工さんから教えてもらいました初めて職場見学に訪れたのが氷見線の現場。そして入社してからは、古くなった枕まくぎ木らを交換したり、摩まもう耗したレールを新しいものにつなぎ換える鉄道保守の仕事に携たずさわりました。そんな自分にとって、新しい高架駅のホームやレールを通す道どう床しょうなど巨大な建築物を造るのは初めての経験。新しいことに挑戦するのは不安もありましたが、同じ現場で働く職人さんたちは僕にとって、わからないことを教えてくれる先生であり、頼れる兄貴たち。作業中の険けわしい表情も、ヘルメットを脱ぐと缶コーヒー片手にいろんな話をしてくれます。施工技術や専門知識だけでなく、豊富な人生経験を聞いたりと、殺さっ風ぷうど(笑)。 9() (笑)。景けいで騒そうん音おが絶えない工事現場も、僕には楽しいお祭り広場に思えます。駅のホームの柱の位置や床の高さなど、基準となる線を引く“墨出し”も監督の仕事です。列車が進入してくるプラットホームは、乗客が安全に乗降できるよう一定の間隔を保たないといけません。全てが一直線になっているわけではないので、測量には特に神経を使いました。その日の作業が終わり、現場から職人さんたちが帰っても監督の仕事はまだ終わりません。工事中の現場のすぐ隣では列車が運行していますから、もし風に飛ばされ、紙切れ一枚でも線路内に落ちてしまったら事故につながります。「軌きう道工事管理者」の資格を持つ自分は、最後まで現場を見回り、安全を確認します。僕が次に目指しているのが、「土木施工管理技士」の資格です。正直、勉強は苦手ですが、自分が好きなことにはのめりこむタイプ。今乗っているバイクも、廃はいゃ車し同然の古いバイクを、マニュアルを見ながら全部自分で分解修理し、復元しました。だからきっと、資格の勉強も楽しんでできるはずだと、少し甘く考えています土木、建築、軌道、さらに電気、設備にいたるまで、あらゆる要素が詰まっている現場は学ぶことが幅広いです。河川、道路、砂防などインフラ整備を中心とした土木工事や公共施設の建築工事に加え、鉄道の保守点検を含む軌道工事にも参加。「地域の夢を叶える」建設のプロ集団を目指しています。中越興業株式会社〒939-1844 南砺市野口800Tel. 0763-62-1221 URL http://www.tyuetsu-kogyo.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 山下 博 ■創  業 昭和21年  ■従業員数 84名  図面に慣れるには、平面図に描かれた建物の構造を、立体的にイメージする能力が必要です。

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