株式会社 ヒガシヤマ
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砺と市に住む祖父は僕を職場に連れて小学生の頃、夏休みに祖父の家に泊まりに行くのが楽しみでした。南な行ってくれ、機械で鉄を削り、コマを作ってくれました。指でつまんで回転させると勢いよく回って、夢中になって遊んだ思い出があります。祖父の使っていた機械が「旋せん盤」という工作機械だと知ったのは、高校を卒業し、金沢産業技術専門校で機械加工の実習をした時。金属材料をつかんでコマのように回転させ、刃物をあてて意のままの形に削る旋盤は、コンピュータ制せょ御の「CNC旋盤」へと進化し、「これを使いこなせれば、何でもつくれる!」と思いました。ものづくりが好きな仲間と加工のプログラミングを考えるのは楽しく、機械加工に必要な技能を身につけるため技能検定にも挑戦。機械検査や旋盤以外の工作機械についても技能資格を取りました。いぎんばこの会社には、様々な工作機械がまるで展示場のごとく、5つの工場に分かれて立ち並んでおり、初めて訪れた時は圧倒されました。コンピュータ制御といっても、規定の寸法に仕上げるには、研とぎすまされた職人の感覚が必要です。髪の毛の10分の1というわずかな違いを正確に読み取り、工具の摩まもう耗状態など、あらゆる条件を見極めて機械に入力する数値をはじき出します。現在、僕が任されている新たなプロジェクトは、これまで別々の機械を使って加工していた複数の工こうい程てを1台の機械で加工できるようにし、さらにロボットを使って24時間、無人で連続加工するシステムを立ち上げること。機械メーカーのエンジニアたちと協力しながら、メ*カトロニクスの最先端にチャレンジしています。あの時、祖父が作ってくれたコマは、今も心の中でずっと回り続けているのです。知識は将来武器になる学校の成績がよくても、習ったことを活用できなければもったいないと思います。いったい何の役に立つのか疑問に思う三角関数も、機械加工には必ず使う計算方法です。知識は使ってこそ武器になり、資格は自分の能力を証明してくれます。進学のために勉強するのではなく、将来、自分を助けてくれると思えば、苦にならないはずです。夢をつくり出すマシンものづくりの最先端へ今も自分の心をまわし続けるのは幼い日にもらった手づくりの独こま楽ん株式会社ヒガシヤマ〒920-0376 金沢市福増町南41-6Tel. 076-240-8782URL https://www.co-higashiyama.jp ■代 表 者 代表取締役 東山 裕一■創  業 昭和39年 ■従業員数 53名出身校:越前市万葉中学校(福井県)、石川県立金沢泉丘高等学校 通信制課程*メカトロニクス …メカニクス(機械技術)とエレクトロニクス(電子技術)が融合した工業技術工作機械部品、ロボット部品、建設機械部品、半導体製造装置部品など、高精度な産業機械部品の加工を行なっています。精密部品機械加工株式会社ヒガシヤマ旋盤グループ 2級機械加工技能士(数値制御旋盤、普通旋盤)(26歳)N. Hさん

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