■手取支店 山下 洋介さん自然に支えられている安心ライフラインを守る使命感が私たちの無むん尽パワーを生み出す(42歳)下やました 洋ようすけ介井なかい 捷しょうじ司山中 しじ6盤ばんやリレー盤など、電気を効率よく水資源の豊かな北陸は、水力発電の比率が極めて高く、全国平均の3倍以上あります。ダムに貯めた水を利用したり、河かせん川に流れる水をそのまま取り込んだりして水車を回し、発電機を回転させて電気をつくるのが水力発電のしくみ。手取川水系には大小さまざまな水力発電所が25か所もあり、私たちはチームを組んで、設備を点検してまわります。発電設備は水車や発電機だけでなく、変へん圧あつ器き、遮しゃ断だん器き、断だん路ろ器き、配はいん電で送るための機器や安全装置とつながっていて、点検項目やスケジュールも細かく決められています。は、20年以上にわたって電気系統の点検作業や制せいょ御ぎシステムの改修など工業高校の電気科を卒業した私に携たずさわり、その責せきむ務を果たしてきましたが、手取川に点てんい在ざする水力発電所の中には、自分が生まれる前から運転を続けている発電所も珍しくなく、これまで長い間保ほゅ守に努めてきた先輩たちの苦労がしのばれます。電気をつくるのは発電所ですが、送電された電気を受け、変圧してさらに各地域へ分配するのが変電所。さらに多くの電力を必要とする大規模な工場や施設には、7万ボルトという高圧電力を受ける個別の受変電設備があります。県の浄水場もその一つ。きれいな飲料水をつくるための処理工程も、遠くまで水道水を送るポンプにも多くの電力が使われます。人間が生きる上で最も大切なライフラインを電手取支店 発変電担当第三種電気主任技術者 金沢支店 制御通信担当(30歳)出身校:小松市立南部中学校、石川県立小松工業高等学校出身校:金沢市立西南部中学校、金沢市立工業高等学校山下さん(左) 中井さん(右)電力供給設備エンジニア北電テクノサービス株式会社
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