社会福祉法人 自生園
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(31歳)鼓こう動が伝わる距離感心がつながるイWiWiスポット笑顔のギガ数はなくなりません乗じょ太鼓を披ひろう露しました。おじいちゃ小さい頃から太たいこ鼓を叩たたいていて、地元の介護施設のお祭りでよく、御ごじん陣ん、おばあちゃんから声援や拍手を浴び、まるでアイドルになった気分でした。人前に出て、注目されることに快感を覚えた私は、高校でも生徒会長に立候補しました。進路としてずっと心に決めていたのは高齢者介護。そして私は、大学の社会福祉学部に進学しました。夏休みに行う介護施設での実習は楽しく、机きじう上ょの勉強が苦手な私には好都合でした。自分で決めた仕事に就ついて8年。新入職員の頃から現在まで、たくさんの喜きど怒あ哀いら楽くを経験してきました。これまでを通して感じることは、「常能登の輪島で生まれ育った私は、性格は目立ちたがり屋でしたが、に笑顔にしてもらえた」ということ。長い人生を歩んでこられた入居者様が、面おもろ白しおかしい思い出話をしてくれたり、子供にかえったような行動やしぐさに思わず微ほえ笑んでしまったり、体力的につらいときもあ余よい生を心こ穏やかに楽しく過ごしてどほせ-ワワイころおだ口たにぐち 基もとい谷りますが、いつも癒いやされていた気がします。入居者様は認知症の程度や介護度も様々で、家族と離れ、共同生活をすることに不安を覚える方も少なくありません。持病や服用しているお薬の影響で、言動や生活リズムに変調が表れることもあります。いただくためにも、お一人お一人について深く理解することが大切。男性に強い抵抗感のある女性の入居者じしょうえん12出身校:輪島市立上野台中学校 石川県立門前高等学校社会福祉法人 自生園リーダー 介護福祉士 社会福祉主事介護士

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