村昭繊維興業株式会社
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んくっやこくうぐ私を育はくんでくれた場所本を忘れず末を乱さず選ばれる日本品質若い日の初心を忘れず新たな初心とともに歩み続ける春先からゴールデンウィークにかけての行こ楽らシーズンは、家族総出で田植えをするのが毎年の行事。連休中、どこかへ遊びに出かけるということは、小さい頃から一度もありませんでした。ですから、この会社に入ってから、北海道やディズニーランドにも連れて行ってもらい、すごく幸せでしたね。もちろん、私にも若い新入社員時代がありました(笑)。当時は年齢も一番下。先輩社員から怒おられた時は自信をなくして、こっそり悔くし涙を流したこともあります。でも、苦しくても仕事を途中で放り出すようなことはしたくなかった。この仕事が自分に合う合わないを考えるより、まずは与えられた責任を果たそうと、繰り返し自分を叱した咤してきました。気が付けば、いつの間にか月日が流れ、昨年、宝達志水町から勤き続ぞ表彰をしていただきました。私たちの会社で造っている人工糸は、皆さんが着ている衣類や、カーテンなどの糸になります。私の担当は、糸をつくるための原料を仕入れ、そして加工した糸を出荷する、言わば工こう程ていの一番最初と最後を管理すること。原料が入荷しないと機械を止めることになるので、状況を常に確認し、場合によっては、生産工程の変更を現場のリーダーに伝えなければなりません。また出荷も、決められた納期に遅れるとお客様に迷惑がかかります。トラックの運送状況を前もって確認し、余裕を持って出荷の手配を行います。そして、もう一つの大切な仕事が、“人”を撚より合わせ、未来につないでいくこと。こればかりは機械に頼ることはできませんが、初しょ心しんを思い出すことで若い人たちの気持ちに近づき、道みち筋すじを示していける自分になりたいと思います。ざわ触りがひんや自在に伸び縮みしたり、肌りしたり、燃えにくかったり、様々な用途に合った機能性の高い糸が造れるのが私たち慢。大きな声では言えませんが、このの自おられた商品を有名人が着てコマーシャ糸で織ルに出てきたり、実際にお店で見かけると、工場で休みなく動いている最新設備やそれりに思います。を操作する現場の人たちを誇ほこナイロン・ポリエステルかさ高加工糸の製造・販売。世界でもわずかな工場でしか取り扱えない高度な技術の糸加工を行っています。村昭繊維興業株式会社〒929-1332 羽咋郡宝達志水町北川尻ワ3Tel. 0767-28-2421 URL http://www.murasho.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 市村 昭代史■創  業 昭和26年  ■従業員数 48名出身校:羽咋市立邑知中学校、石川県立宝達高等学校はだじまん(41歳)加工糸入出荷事務村昭繊維興業株式会社事務K. Aさん

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