意志の底力を信じる自分の壁を破る挑戦仕事は因いんがおうほう果応報苦手意識を蹴けり飛ばせば逆転の人生がゴールを揺らす高校１年生の時、進路希望に「サッカー選手」と書いて提出したら、先生に「ふざけるな！」と怒おられてしまいました。でも僕は本気でした。小学生の時からその夢を叶かえたくて、厳しい練習に耐えてきましたから、もし脚あを骨折しなかったら、進学も就職も考えなかったと思います。自信があった僕は、じっとしているのが大の苦手。「思い切り身かだ体を動かして会社に貢こん献するぞ！」と鼻息は荒かったのですが、入社して配属されたのは、机にパソコンと電話が置かれた「品質保証部」でした。お客様からかかってきた電話を取っても、どう受け答えをすればいいのか頭の中は真っ白。全くアウェーのグラウンドで身動きが取れない歯がゆさに唇をかみしめる日々でした。しかし、その屈く辱が反はつ骨精神にスイッチを入れ、闘とし志がメラメラと燃え始めました。しゅうしょくうらしなこうけんこつじょくこの工場で造っている「ワイヤーハーネス」は、建設機械の神経の役割を果たす電線の束たば。不ふぐ具あ合いがあると電気信号が送れず正常に働きません。僕は図面の見方を一から勉強し、不具合の報告書を片っ端から読んで製品のトラブルやお客様のあらゆる困りごとに対処する知識を身につけました。５年経ったある日、工場長から言われたのが、「コ＊マツ工専で勉強してこないか？」。勉強は嫌いでしたが、本気で勉強したらどうなるか自分を試してみたいと思いました。数学、物理、英語などの教科に加え、塗とそう装や溶ようつ接せ、＊コマツ工専 …コマツ工業専門学院（小松製作所の企業内学校）機械組立の実習があり、土日も課題をこなすハードな毎日でしたが、２年間生活を共にした全国の社会人学生たちと大きな絆ができました。昨年、職場に復帰した僕は現在、営業という最も苦手な仕事に挑戦中。でも、自分が期待され試されていることに大きな誇りを感じています。けんきょおそ虚であ僕が大切にしているのは、常に謙ること。しかし、受け身ではなく自分の考れずに発言することを心がけえを持ち、恐ています。意見を言うには知識を身につけ、広い視野で物事を判断する力が必要です。会社は学校と違って、自ら学ぶ姿勢がないと教えてもらえません。その代わり、努力したことは成長につながり、その人の評価となるのです。森もりた田 拓たくや也さん出身校：野々市市立布水中学校、石川県立松任高等学校建設機械向け電気部品の製造・販売。非常用電源、電気設備の販売・施工・メンテナンス。自動車バッテリー・関連機器の販売。東亜電機工業株式会社〒921-8552 金沢市増泉2-18-15Tel. 076-241-5115[ 小松工場／P&D事業部 ] 小松市国府台5-3URL https://www.toa-ele.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 安井 大輔■設 立 昭和12年 ■従業員数 275名45分間フルに走り回れるほど体力に（25歳）建機電装品製造東亜電機工業株式会社P&D事業部 営業部 営業課
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