東亜電機工業株式会社
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るお爽さやかな汗をかきたい生いち命を守る使命感ひとの為にかいた汗は人々を潤うす風になる不■具合の修理など先輩の作業を見な■■■わの小学校からずっと野球をしてきた僕は大空の下が大好き。だから屋内よりも、外で思い切り汗をかく仕事がしたいと思いました。人間が汗をかくのは、熱くなったカラダを冷やすため。汗が蒸発する時の気化熱によって体温を下げるしくみです。この現象を応用して、室内の温度を調整する装置が「吸収冷温水機」という空調設備。工場、商業施設、学校、病院など多くの人が生活する大空間を快適な状態にします。入社した当初は、「どうして冷房するのに火を焚■くのか?」「なぜ、装置の中は真■■空状態なのか?」全くわからないことだらけでした。それでも、設備の定期点検や冷暖房の切り替え、がら覚え、1年経った頃には一人立ちする許しをもらいました。今では県中心部は僕の担当。お客様とのお付き合いも随■■分長くなりました。■■■■真夏は熱中症対策として、昼も夜も冷房なしではいられません。特に病院や高齢者施設での空調設備の故障は入居者の生命に関わるため、24時間体制で緊急事態に備えます。僕が当番だったある日の夜、携帯が鳴りました。途中だった夜食を半分残してお客様の所へ急行。その日は熱帯夜で90歳を過ぎたお年寄りがいらっしゃるとのことでした。お客様のはやる気持ちを察し、すぐに作業を開始。電気回路に問題があり、基■■■板の交換が必要でしたが、古い機種のため取り寄せていたのでは間に合いません。複雑な回路の不良箇所をつきとめ、半田ごてを手に徹夜で修理しました。再起動し、冷たい風が手に触れた瞬間、お客様の笑顔と共に味わった爽やかさ。仕事を成し遂■げた自信とスーッと汗が引く快感は、やっぱり何度味わっても最高です。継続が未来の自分につながる本当はサッカーが好きだったのですが、友達付き合いもあって、ずっと野球を続けてきました。でも、そのおかげで、ものづくりが好きだった僕は、推薦で工業高校に入ることができました。そして何より、仲間とともに厳しい練習に耐えてきた経験は忍耐力となって、社会人となった今でも、困難を乗り越えられる自信につながっています。坂さかの野文ぶんた太さん出身校:金沢市立犀生中学校、石川県立工業高等学校建設機械向け電気部品の製造・販売。非常用電源、電気設備の販売・施工・メンテナンス。自動車バッテリー・関連機器の販売。東亜電機工業株式会社[ 本 社 ] 〒921-8552 金沢市増泉2-18-15 Tel. 076-241-5115[ 東亜メンテナンス ] 〒921-8025 金沢市増泉4-2-15 URL http://www.toa-ele.co.jp ■代 表 者 代表取締役社長 安井 大輔■設  立  昭和12年  ■従業員数  259名 (25歳)空調設備メンテナンス株式会社東亜メンテナンスエンジニアリング部 空調課サービス係

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