株式会社ツキボシP&P
2/8

凝こらしてチェックしています。私がいるめっき加工ラインは、女性に優しい「軽けい労ろう化かモデルライン」。森の中をイメージした工場内には、メリーゴーランドの馬車のように、バレル(樽たる)が回転しながら、並んだ水槽に順番に浸つかっていきます。バレルの中に入った金属部品が、だんだんとその色を変えていき、一周して戻ってくると、貴金属のように光を放つ姿につい、うっとりしてしまいます。めっきされた部品は、お客様からお預かりした大切な製品。加工が終わるごとに、外観を隈くまなく検査します。微かすかなキズや黒点も見逃さず、もし見つかった場合は、不良かどうか検証してもらいます。不ふぐ具あ合いが見つかるのはごく稀まれですが、毎回目をんぽこのラインでは、めっき加工から梱こう包までの工こうい程てを一貫して行っています。一回あたりの加工時間は11分。その間に検査や次のバレルの投入準備をします。最初の頃は時間に追われてあたふたし、先輩に助けてもらうことが多かったのですが、作業の流れがつかめるようになり、一人で何サイクルもこなせるようになりました。扱うものは小さくても数量が多いので、繰り返し作業を行うと筋トレにもなり、最近少し、力こ■番場清乃さん↓ 4つ光る笑顔に映うる自信製品にも、はたらく人にも光を与えるメリーゴーランド場ばんば 清きよの乃本さかもと 遼りょういちろう一郎番坂製造3課  ニッケルめっき担当(軽労化モデルライン)製造3課 ニッケルめっき担当(19歳)(23歳)坂本さん(左)、番場さん(右)出身校:小松市立板津中学校、石川県立小松商業高等学校出身校:白山市立松任中学校、石川県立松任高等学校めっき加工株式会社ツキボシP&P

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る