今、流行りの〝生パスタ〞。パスタマシンの筒に小麦の生地を入れて上から押すと、底の部分に空いた小さな穴から、細長い麺になって出てきます。これと同じような仕組みで造られるのが「押出形材」。軽量で強く、そして美しいアルミニウムやマグネシウムの特性を活かした押出形材は、窓のサッシをはじめ、最近よく見かける太陽光発電パネルの架台など、いたる所に使われています。イメージ通りに、アルミの素材が製品に姿を変え、あらゆるところで世の中の役に立っているのを見るとき、自分の仕事がカタチとなっていることを実感できます。その感動を知ってしまったら、産みの苦しみも忘れ、次の挑戦が楽しみになります。(三協マテリアル社 生産統括室 生産技術部 生産技術二課 Mさん)