―いつか花さく君たちへ―
この会社で造られている3千品目以上の製品の中には、世界で最も有名なブランドのバイクに100%使われている部品もあり、自動車に関しては、ほぼ全ての車に何かしら搭載されています。車が進化するということは、中に使われる部品も進化しているということ。私の部署では自動車部品メーカーさんから依頼された、新たな部品の試作品を完成させることを目指します。自分で考えて行動したことが結果につながると嬉しいですが、毎日が試行錯誤。進んだと思ったら、また壁にぶつかります。でも、無理なお願いを聞いてくださるみなさんの優しさに触れるたび、この職場との出会いに感謝し、より頑張ろうと思います。(営業部 Kさん)
経験豊富で高い技能を持ち合わせた現場の技術者の方々は、開発に携わる僕たちにとってはまさに、鬼に金棒のような存在。僕が設計した金型から正確に試作品を作ってくれます。学生時代は失敗を恐れていましたが、この仕事に就いて学んだのは、失敗しないと大切なことに気づかないということ。失敗したら必ず原因を考え、次に活かすことを自分のルールにしました。つい最近、僕が担当した試作品の金型がようやく完成しました。それを使って量産することが決まれば、この部品を搭載した多くのバイクが世界の国々で走ることになります。これから先、こんな感動をたくさん味わえると思うと胸が躍ります。(開発部 Mさん)