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うれしいメール
2011/05/18 08:05

横浜のあるお母さんから、メールをいただきました。
『前略
高3と中2の娘を持つ母です。
娘が学校から持ち帰った、さくらノートを拝読しました。
過労で床についている時に読みました。
素晴らしかったです。
編集後記にあるように、疲れているのに眠れない…と
いうような寝苦しい夜にピッタリですね。
私は、かれこれ25年以上、働いていますが
天職というものを改めて考えました。』

「さくらノート」の読者は中高生ですが、先生やお母さん、
お父さんのほうが、読んでいただいている気がします。
以前、まだ「さくらノート」を配布していない石川県の高校
を訪ねた時の話です。事務室で名刺を出したところ、
女性の事務の方が「コレですよね!」と、さくらノートの
バックナンバーを僕に差し出しました。
「たしか、こちらの学校にはまだお配りしていないはずなんですが・・・」
と不思議に思って訊ねると、
「これ、うちの子が学校でもらってきたものなんです。いつも職場に
 持ってきて読んでるんですよ」
と答えてくれました。
みんな、何かしら仕事はしているし、いろんな職業の人との関わりもある。
けれど、他人が “なぜ、どんな思いでその仕事をしているのか?”
というところまでは知らない。
インターネットで24時間、どこでも人とつながり、短いセンテンスで
何度も情報交換をしている今日。
これほど人とのコミュニケーションをとっている時代はない。
だけど、人は本音の部分で、もっと深く、「人の生き方、考え方」を
知りたいと思うのかもしれない。